パラダイス環境BETアンルシアククール
4連勝してポテンシャルを感じたので思考過程をメモしておく。
自分用なので読みやすさは考慮しない。
調べて読め。
前提としてパラダイス環境は文字通り無尽蔵のアドバンテージを獲得できる《マデサゴーラ》が最強のカードであると考えており、とりあえずこれを活かすククールからスタート。
ククールのBET持ちを見ていったところ、《ベビーサラマンダ》から生成できる《サラマンダー》がゲームを決めるに足る火力を持っておりかつドラゴン系、条件である4BETも《むげんの弓》を握りっぱなしにしていれば現実的なラインで行けるんじゃないかなと感じたため、「《ベビーサラマンダ》に《むげんの弓》《マデサゴーラ》から出たコインを注いで速攻で《サラマンダー》を作り8/8のヘイト持ちで盤面を睨みつけ、《グレイナル》で蘇生して粘り強く戦うミッドレンジククール」というコンセプトが決定。
コンセプトが決まったので次はデッキに合ったヒーローを探す段に入る。
ヒーローレス→メリットは序盤のテンポに対する圧倒的な自由度だが、構えるタイプのククールにおいて大きなメリットには感じられない。各種ヒーロー参照カードを取れないのも気になるのでなし。
《ロトの血を引く者》→《王女の愛》《竜王一閃》目当てなら《勇者姫アンルシア》、道中の火力コントロール目当てなら《天空の花嫁ビアンカ》の方が優秀でありもはやリーガルであるとは言い難い。論外。
《勇者ソロ》→とにかく《導かれし者たち》が弱く、レベル3を打たずにアドバンテージを取る効率も《天空の花嫁デボラ》《天空の花嫁フローラ》に劣る。途中下車がギリギリ一考に値するくらいか。
《勇者エイト》→《姫君との結婚》+《グレイナル》は強いがククールのスキルブースト持ちはカードパワーが低く、レベル3に辿り着くために割くデッキスペースが負担となりすぎる。こちらもデッキ枠を食うBET軸で行くと決めた時点でパス。
《レックス》→実はククールの軽量武器はかなり優秀であり《ケンタウラス》も強いことからレベル3まで走るのはそこそこ簡単なのだが、走った後に《勇者の雷》にMPを注ぐのがデッキテーマとそぐわない。見送り。《むげんの弓》との相性が本当に抜群なのでもしかしたらアグロククールはデッキとして成立するかもしれない。
《タバサ》→《ザオラル》の弱体化、《天使の守り》のスタン落ちが響いて《天空の叡智》で回収するプレイがどうしても受け身受け身になってしまう。BET軸で回収したいカードといえば《転生の祈り》だが、序盤に打ちづらい特技であることが痛くレベル上げを邪魔しかねない。論外までは行かないが微妙。《転生の祈り》を回しながら《しんぴのよろい》を2枚着て《リトルライバーン》でめちゃくちゃするデッキは少し可能性を感じるのでマスターズで組むかもしれない。
《勇者姫アンルシア》→パラダイスで追加された《チャゴス王子》《セラフィ》はどちらもリーガルでありレベル上げの難度が低下、破邪の秘技まで辿り着いた後も《破邪の秘技:勇者の心》+《グレイナル》が非常に強力であるため相性は良好。BET軸なら《チャゴス王子》、《グレイナル》軸なら《フォズ大神官》はほぼ必須のためデッキスペースの占有もアリーナほどではないがあまり気にならない。候補。
《大魔王ゾーマ》→声がいい。
《天空の花嫁ビアンカ》→レベル1~2は無難に強いのだが《家族の絆》がおもちゃすぎる。長期戦前提のククールにおいて最終的に置物になるヒーローは使いたくない。
《天空の花嫁フローラ》→全てが無難にまとまっており、どこをどう考えても腐らない。が、無難すぎてインパクトに欠けるきらいもあり特に《裁きを彼らに》は半ば置物。ピサロならともかく《勇者姫アンルシア》を使えるククールだとパンチが弱いか。
《天空の花嫁デボラ》→見るからにBET軸のロードであり《この手に切り札を》が最強なのも間違いないが、《ベビーサラマンダ》のためにコインを貯めておきたいデッキコンセプトと《アゲていくわよ》が微妙に噛み合わず、無限コイン供給源としての役割も《むげんの弓》と被っている。が、強いものは強い。候補。
となり、ヒーローは《勇者姫アンルシア》《天空の花嫁デボラ》とのコンペに。
ここでBET軸における考え方として「コンスタントにコインを注ぐデッキ」「貯めておいて一気に注ぐデッキ」の2つが存在することに着目する。
前者は《ぷちメタル》《カンダタこぶん》のようにGETからの即BETをcipのように用いてアドバンテージに繋げるカード、《ゴレオン将軍》《ボックススライム》のように持っていたら持っていただけコインを入れて問題のないBETを使うデッキのことであり、これらのデッキは得てしてコインがカツカツになる。そのため《アゲていくわよ》を走らせやすく《小魚への施し》が有用に働く《天空の花嫁デボラ》と相性がいいのである。
対する後者は《ベホイミスライム》《スロットマジーン》などBETが伴わないGETで回収したコインを貯め続け、各種交換所サイクルや《まかいファイター》などが該当する「BETをn回行う度に~」サイクルに一気にコインを食わせるデッキのことであり、今回の《ベビーサラマンダ》軸ククールはこちらに該当する。このタイプのデッキは「コインを注ぐこと」そのものよりも「必要な時に必要な枚数コインがあること」を重視するため、《小魚への施し》の下振れが気になりやすく、貯め込む性質と《アゲていくわよ》の相性もよくない。
これらの理由から今回の軸だと《天空の花嫁デボラ》のポテンシャルを活かしきれないと判断し《勇者姫アンルシア》を採用することに決め、デッキの基盤も冒険者に寄せることが確定した。
あとはデッキと相性のいい《フォズ大神官》《チャゴス王子》、単純にユーティリティの《セラフィ》《ヤンガス》、水増しの《サンディ》《サンチョ》で冒険者を埋め、残りのカードをユーティリティ除去の《パワースナイプ》《ミラクルソード》《ブラッドレディ》《ニードルラッシュ》《ダークドレアム》、横並びに強くするための追加除去として《ダークペルシャ》、序盤を取るための《プチヒーロー》、パワーカードの《ウイングタイガー》《マリンフェアリー》《かみさま》で埋めて完成。
《プチヒーロー》がかなり怪しいので別の2帯or追加の除去でいい気がする。この場合《きりかぶおばけ》は後攻で弱すぎるので《おおドラキー》が第一候補か。《ウドラー》が抜けて蘇生時の線の細さも気にならなくなったし。
《サンチョ》は《サンチョ》なので弱いが《シーゴーレム》よりマシな理由が一つだけあり、《マリンフェアリー》で蘇生してもまだにおうだちであるところ。というか《マリンフェアリー》が超強い。ドラライで発見復活はかなりのオーバーパワー。
《マリンフェアリー》で蘇生して弱いので《ウイングタイガー》も抜いていいかもしれない。よりカードパワーの高い《アイアンナイト》、ドラゴンであることが価値の《フォレストドラゴ》、追加の冒険者の《ザンクローネ》、なんなら《精霊の矢》辺りが候補か。
書いていて気づいたんだけど《チョメ》って4MPだから《マリンフェアリー》を引導火力にしてくれる可能性があるんだね。
そんな感じ。
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