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マスクの効果について検証をしてください(2023/2/18)

新型コロナウィルスは2019年12月初旬に第1例目の感染者の報告(中国の武漢市)がされてからもう3年以上もたつのですね…
さまざまな規制も行われて特に「マスク」は必需品になりましたね

<マスクの効果>
■不織布マスク
・吸い込みの飛沫量 30%
・吐き出しの飛沫量 20%
■布マスク
・吸い込みの飛沫量 55%から65%
・吐き出しの飛沫量 18%から34%
■ウレタンマスク
・吸い込みの飛沫量 60%から70%
・吐き出しの飛沫量 50%
スーパーコンピューター「富岳」によるシミュレーションから引用

いろいろなマスクが販売されていますが「不織布マスク」が感染症予防対策には1番の効果が期待できるといわれています


ここでは実際のマスクの効果についてのお話しではなくて…
「接客におけるマスクの効果」について考えてほしいと思います

■声量の減少

マスクをして会話をしていると相手の声が聞こえにくいですよね?

人間の日常的な会話の周波数帯は「50Hzから4,000Hz」と言われています
市販のマスクをつけて会話をすると…「2,000Hz~7,000Hz」の高めの音はマスクにより減衰してしまい声がこもって聞こえるという研究データもあります

自分では今までと同じように話しているつもりのかたがほとんどなので…つまりは「相手に伝わりやすい声量」を意識して出していかなければ聞こえにくいという結果になっていると言えるのです

今までよりも「大きな声」や「通りやすい声」を出すことを常に意識をする必要があることは理解できますでしょうか?

自分は大きい声が出せない…
自分が地声が低いから…

諦めてしまったらダメですよ
練習をすれば必ずできます!

■笑顔

笑うときは「口角をあげて!」と言われたことはありませんか?
マスクの着用が義務化される前は「笑顔を作る練習」を行ったものです

マスクの着用が義務化されてからは鼻から下は隠されているために口角をあげても相手には伝わりにくいのも事実です

自分では笑顔を作って笑っているつもり…
でも相手には真顔だと判断をされてしまう…

そのようなことは普通にありえることだと理解をしてください

今一度 マスクを着用して鏡の前に立ち…営業スマイルをしてみてください
鏡に映ったあなたは笑っているように見えますか?

自己満足ではいけません
お客様がどう感じるかが問題です…

■さいごに

マスクは感染症の予防には大きな効果が期待できますが…
接客業などにおいては減衰効果の方が大きいのかもしれません

いまさらかもしれませんが…
お客様にしっかりと自分の声が届いているのか?
お客様にしっかりと自分の笑顔が届いているのか?

足りないと思ったら練習をして克服をしましょう!

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