【初心者プログラマ向け】キータイピングを速く正確に打つための練習法

はじめまして、みぃあネコ(♂)と申します。私は、仕事やプライベートでプログラムを書くことがよくあるのですが、タイプミスを連発するとよく机をドンドンと叩いてしまいます。(ヤバいやつ)

どうしても机を叩いてしまうので、周辺の同僚に迷惑をかけないためにもタイプミスを減らす練習を始めることにしました。

自慢できるほど速く正確に打てるようになったわけではありませんが、机を叩く回数は減ってきたので、私流の練習法を紹介したいと思います。

タイピング練習は必要なのか?

まず、「タイピングなんてわざわざ練習しなくても上達していくだろ」という意見があると思います。

私もそう思います。

が、慣れない初めのうちは、文書作成やプログラミングのついでではなく、キータイプのみに集中して練習することで、効率よく上達することが出来るのは間違いないと思います。

それから、ある程度上達してから指の動きを直そうとすると、なかなかクセが抜けず苦労すると思います。

そういった意味でも、初めはタイピングの練習をして正しい指の運び等を覚えることをお勧めします。

私がやった3つの練習法+α

ひとつ前置きしておくと、私は今もタイピングは練習中で、自慢できるほど速くもなければミスタイプもしょっちゅうしています。

タイピングが苦手な私が、練習方法を模索していた時に、プログラマ向けのタイピング練習の情報って少ないなと感じたため、同じく苦手で練習したい方の助けになればと思い練習法を公開している状態です。

練習法は以下で、順に説明していきます。

  手順①正しい指運びでブラインドタッチを覚える

  手順②ローマ字タイピングをマスターする

  手順③ソースコードの写経でQ・X・C・V・記号キーをマスターする

  +α キーボードを変えるだけでタイピングが上達する⁉

手順①正しい指運びでブラインドタッチを覚える

ブラインドタッチについては、タイピングを効率的に上達したいならば避けては通れないと私は思います。

プログラマに関しては必須と言いたいところですが、私の先輩でキーボードチラ見しながらかつ指2本ずつで打ってるのに、私より倍以上速い方を見てるので、何とも言えません。

前置きはさておき、練習方法ですがe-typingというタイピング練習サイトのキーを1つずつ押していく基礎練習というコースで練習しました。

画面に使うべき指を表示してくれるので、ホームポジションから大きく外れないように指を動かします。

はじめは手元をチラ見しながらでも良いので、だんだんと手元を見ないようにしていけば、ローマ字キーの位置を覚えていくと思います。

手順②ローマ字タイピングをマスターする

ローマ字キーをある程度見ないで打てるようになったら、引き続きe-typingの別メニューで練習していきます。

大切なのは、正しい指で打つこと、ホームポジションからなるべく動かないこと、動いたら戻ることです。

e-typingは以下のようにカルテを見ると自分の上達具合が可視化されていてモチベーションの維持につながります。

画像1

スコアに関しては、上を目指そうと思えばいくらでも目指せますが、200程度あれば、正直、実業務で困ることはないと思います。

ただし、困らないのは日本語入力に関してだけの話で、本題は次…。

手順③ソースコードの写経でQ・X・C・V・記号キーをマスターする

正直、手順③以降の内容を書きたくてこの記事を作ってました。なのでここからが本題です。

いくらブラインドタッチでローマ字入力ができても、プログラムを書く際にはうまくいきません。

なぜなら、ローマ字入力(日本語)とプログラミング言語ではまるでキータッチが違うからです。

左手に関しては、Q・X・C・Vというローマ字入力ではまず使わないキーを押す必要があり、AとSからほとんど動かない小指と薬指を動かさなければならなくなります。

右手に関してはさらに深刻で、日本語では滅多に使わないパ行を入力するときにしか出番がなかった小指が、キーボード右側の記号を全カバーする重役となり、過労死してしまいそうになります。(小指が記号をミスしても誰も助けてはくれず、自らBackSpaceを押しに行くはめに…)

ならば練習するしかあるまい…

そこで私が使ったのが、typing.ioというサイトです。

typing.ioは無料で16の言語のコードを写経しながらタイピング練習ができます。

よくあるタイピング練習サイトでは、入力を間違えると正しいキーを押すまで進みも戻りもしませんが、typing.ioでは入力を間違えるとBackSpaceを押して戻らないと先に進めないようになっています。

これで、より実利用向きの練習が可能です。

写経だけなら実際にプログラムを書いた方が1石二鳥だと思われるかもしれませんが、タイピング練習は必要なのか?でも書いた通り、キータイプのみに集中して練習することで、効率よく上達することが出来ると私は思います。

これが私が練習を始めた時のスコアです。

コメント 2020-04-22 205213

そしてこれが、好きな言語4つを選んで1回ずつlessonを終わらせた後のスコアです。

画像3

ミスタイプの割合を表すunproductive keystroke overhead が20%以下に下がり、タイプ速度を表すwpmが7上がっています。

もちろん、言語の慣れ不慣れや、コードによって記号や大文字が多いなどもスコアは影響しますが、それでも大きくスコアがブレることはありません。

練習のポイントとしては、ローマ字入力と同じく、正確にタイプすることをまずは意識することだと思います。

スコアの目標としては、まずはwpm30を目指せばいいと思います。wpm30を越えれば、職場でもタイピングが早い方に数えられると思います。

+α キーボードを変えるだけでタイピングが上達する⁉

最後に練習以外でタイピングを上達させる方法の紹介です。(プログラマ向け)

ずばりキーボードを変えることなのですが、まず、キーボードには日本語配列と英語配列の2種類があります。

日本語配列を使っている方が大半だとは思いますが、私は英語配列をお勧めします。

理由はいろいろなまとめサイトに書かれていますが(例えばここプログラミングをする上でとても合理的な配列をしているため、打っていて楽です。

もちろん配列に慣れるために苦労はしますが…

それから、プログラマ向けの高級キーボードもおすすめです。

私が使っているのはHHKB(Happy Hacking Keyboard)です。

高級キーボードならではのスコスコスコッという爽快な打鍵感はコーデイングが楽しくなりますし、長時間タイピングしていても疲れにくい設計や、タイピングしやすく自然とミスタイプが減るような工夫も施されています。

プログラマなら道具にもこだわるべきだと私は思います。

まとめ

タイピング練習なんて小学生かよ!とか思わずに、できるだけ早いうちにプログラミング用に練習をして、周りと差をつけてやりましょう。

おわり。

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