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フォイヤーシュタイン(besic)の実践の日々

フォイヤーシュタインベーシックの一コマ。
一枚の絵の中のどこが「変か?」を話し合うこの課題。
ふりかえりの時に出てきたのは子どもの日常の話、
「毎日ゲームは45分できるけれど、たまに16分しかできない!」という話を聞いた。
(おそらくこの課題がスピードとか時間だったからだと思われる。)
それは理不尽というやつだ(笑)


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この絵の中の何かがおかしいとしたら「何が変なのか?」を話し合うこの課題。

一般的な回答しては「本来は遅いはずのカメが早いはずのウサギを追い抜いているのが変」というのが一つの解となる。

ここから自分の実際の生活の中の話に結びつけていく。

そうするとこのプログラムに取り組んでいた子は「ゲームの時間が通常は45分なんだけれど、お母さんの気分でたまに16分になる」という日常の話を出してきた。

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この「通常は」という話が出てきたのは面白いところで、このプログラムの中の「通常はウサギとカメが競争したらウサギが勝つ」という原則から自分の中の一般論を出してこれるようになったことはとても面白い。

こんな形で紙の上で起こったことを自分の日常の中に落としていく行為

体験>ふりかえり>一般化>のサイクルを回していくことで学んだことを日常に生かしていくことの支援ができる日々が少しづつ増えていくことを楽しみにしています。





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