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晋書天文志の隕石の記録。andツングースカ大隕石。




#大隕石

ツングースカ大爆発。

1908年6月30日7時2分シベリア、ツングースカ地方で大爆発が発生。

空振による発熱で半径30~50キロメートルの森林が炎上。

2150平方キロの樹木がなぎたおされる。(被害総面積約7000平方キロ?)

1000キロメートル離れた家屋のガラスが割れた。

火球が目撃され、20数回の爆発音があった。

2013年の調査で、隕石由来物質を発見。隕石説が確定する。コンピューターシュミュレーションで、隕石は直径数メートル程度と推定。

空中爆発であったため、クレーターはなかった。

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という事例をもとに、晋書天文志の268年の隕石の記録をどう解釈するか。

「雨のように星が降った。みな西に流れた」

まず、西に流れた、ということは、いわゆる流星群ではない。隕石の項目に分類され、二年後呉の将軍が二千の兵とともに晋に逃亡する。呉の滅亡の前兆と解釈される。

実際は何が起こったのか。

バラバラの隕石がまとめて一方向に降ることは、まずあり得ない。

可能性としては、かなりの巨大隕石が東から大気圏に突入し、大爆発を繰り返しながら無数の破片を西向きに飛散させながら、最後は東シナ海に突入した。沿岸全域に巨大津波が襲い、衝撃波とともに、甚大な被害をもたらす。

海軍国の呉の艦船は壊滅。

沖縄文明もほぼ消滅。晋との交流もとだえる。

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