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菊花紋は、あれ?菊ではないような気がします。


菊花紋を天皇が使用するようになったのは、鎌倉時代からです。

根本的な疑問ですが、菊花紋は菊なんでしょうか?

まず、万葉集には菊はいちども登場しない。おそらく、古代には、菊と呼ばれた花は日本にはなかった。

中国から伝わった栽培菊は、こんもりとまん丸い花が大部分です。

だから、基本的に菊花紋は菊とは言いがたい。

多数の花弁が放射状に広がる花は、菊以外に無数にある。

それらは野菊と総称されます。

だから、菊花紋は野菊紋です。

花の基本型として、シュメール文化はじめ、世界中で使われる図案です。


あのですね。

シュメール文化は日本だ、という都市伝説がありますが。

古代日本には菊花紋はなかった。鎌倉時代以降です。

花弁の数はなぜ16か。デザインするのに、四等分して各四等分する。デザインしやすい。


というわけで、シュメールにせよ、ユダヤにせよ、

関係ありません。

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