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西郷隆盛の写真


現在普及している聖徳太子像は、昭和初期にお札に使用され、戦後GHQも聖徳太子は平和主義者だからよかろうと、継続して使用されてしまいました。ちなみに、戦前までお札の肖像画はすべて空想図で、だれも本物だとは考えていませんでした。だが、聖徳太子だけは本物と信じられてしまった。
元の絵画「唐本御影」はタイトルどうり唐の役人の制服を模倣した、奈良時代の役人像であることが判明しています。
歴史上の人物画で、どうやら本人ではないと判断される例は、他にもあります。
しかし、明治以降はさすがに本人にちがいないだろうと思いたいです。
しかし、西郷隆盛像だけは、わかりません。
除幕式で、夫人が「こんな人じゃない」と腰をぬかした、というのは有名な話です。しかし、これも色々こじつけて本物だと信じられてきた。
しかし、現在では西郷隆盛の写真が発見されました。夫人の驚きは、文字通りこりゃ偽物だという、意味です。


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西郷隆盛の写真。

1*2、ドイツで撮影されたもの

後列右から2人目。

3、八日市市の旧家で発見されたもの

長年西郷の顔は謎とされていたが、決着がつきそうです。

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