聖徳太子生誕の地、橘寺のア字池。四天王寺亀井水の水源と信仰されるアノクダッチと聖なるカイラス山。
見出し写真は、アノクダッチと対岸にカイラス山を遠望する。
橘寺の三つの謎と、カンリンポチェ(カイラス)山。
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橘寺撮影はみなみ、平成19年。
橘寺は聖徳太子生誕の地です。もとは小規模ながら東西軸の四天王寺式中心伽藍であり、その遺跡が境内に保存されている。
橘寺には謎の石二つと、謎の池がある。
二面石と三光石。現場で、なんども見直したが、私には説明できない。
そして、ア字池。水草が繁茂して形がわからないが、梵字のアなんだろう。
浄土信仰ならば阿弥陀池だが、亀井水調査のなかでは、その水源とされる無熱池、#アノクダッチ、と考えたい。
アノクダッチは空想の湖とされている。
しかし、インダス、ガンジス、プラマプトラはじめ八大河の水源とされるならば、聖地カンリンポチェ山(カイラス山)付近の湖かもしれない。この聖なる山は登頂禁止である。巡礼はひたすらその回りを回る。時に全行程を五体倒地で進む。人生をかけた巡礼である。
巡礼とは、人生そのものの、ことであろうか。
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