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ウインナーの試食販売

おはようございます。
九州で代書屋をしています、一般ピープルの、かめいです。

スーパーに買い物にいった時、精肉売り場で、ウインナーの試食販売をやっていました。
『おっ、久々見たな』と思いました。
なぜか、九州では、あまり、見かけません。私の住んでいる付近だけかもしれませんが。

で、なぜスーパーで、、ウインナーの試食販売をやっているのか、それは、ずばり、試食販売をすることで、爆発的に、ウインナーが売れるからです。

私は以前、スーパーの精肉売り場で働いていたのですが、
勤務していたお店ではほぼ、毎週、試食販売をしていました。

といっても、私が売り場で、ウインナーを焼いて売るのではなく、
試食販売を専門に行う、『マネキン』さんという方がお店に来てくれて、ウインナーの試食販売をしてくれます。
マネキンさんは、専門の会社に所属している、実演販売員さんになります。

ウインナーの試食販売を行うと、爆発的に、ウインナーが売れると言いましたが、どれぐらい売れるかというと、おおよそ、普段の数10倍売れます。

普段の日は、一日、10袋しか売れていないウインナーが、
試食販売をすると、一日で、500袋とか、売れたりすることもあります。

なので、だったら、どんどん、試食販売をやればいいのではと、思ってしまいますが、試食販売は、この字のとおり、試食を行う販売方法ですので、
お客様に実際にウインナーを試食をしてもらって、『あっ、美味しい!』と、分かってもらって、ウインナーを買ってもらいます。

そして、この試食で使うウインナーは、コストになります。
この試食で使うウインナーの数も、そこそこ使用します。

マネキンさんによっても違うと思いますが、イメージとしては、
販売数量の1割ほどは、試食で使います。
500袋を販売するために、50個袋のウインナーを試食に使います。
これは、けっこうなコストになります。

では、このコストは、誰が支払うのかですが、そんなのお店でウインナーを
売っているんだから、当然、スーパーのお店側が負担すると思われがちですが、必ずしも、そうではありません。

これは、お店によりますので、ケースバイケースのこともあるのですが、
一定のコストは、ウインナーのメーカー側が負担してくれることもあります。スーパーのお店で、試食販売をすれば、爆発的に売れることが多いので、ウインナーのメーカーにとっても、これは、非常においしいと言えます。

ですので、宣伝広告費として、ウインナーのメーカーが、試食販売のコストを負担してくれる場合があります。
特に、新商品のウインナーが販売された時などは、メーカー側も、
販路の拡大をしたいので、メーカー側から、プロモーションの声がかかる
ことが多いです。

スーパーのお店にとっては、メーカーのコストで、自分の店の商品を
売れるのですから、非常に美味しいです。

あと、試食販売を行う、マネキンさんですが、とんでもない量のウインナーを売り上げる、スーパーサイヤ人みたいな、マネキンさんがいます。

ですので、そのような方には、自分のお店にぜひとも、来てもらいたいと、
お店の方は、思っています。
もっとも、マネキンさんも、行きたいお店や、行きたくないお店があって、
一度、マネキンさんに嫌われると、二度とお店にきてくれません。

マネキンさんの界隈では、行きたいお店、行きたくないお店のうわさが、
けっこう広がっているので、
私は、お店に試食販売で来てくれるマネキンさんには、お客様か、
それ以上の態度で、接していました。

マネキンさんに、好かれることが、お店の売上につながるということです。

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