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キャバ嬢に人権はあるのか、ないのか

どうも、仮名です。
とうとう12月に突入しましたが、今年は本当に何もしなかったように思いますね。なんせコロナの影響で仕事もままならなかったですし、気付けばこんな月になってしまったな、とつくづく考えさせられます。

▽▽▽

今回は自分の仕事のことを少々書き連ねていこうかな、と思います。
仕事は物書きです。と言いたいところですが、生計を立てているのはそちらではなく、キャバクラで働く一人のキャバ嬢という顔を持っています。
そこに来られるお客様は様々ですが、実はこのキャバクラにもう二年以上も在籍しているもので、たくさんの方と交流してきました。

前回の記事でも若干触れましたが、最近はありがたいことにたくさんの方に来店していただき、とても忙しい日々を過ごしているんですけど。
やっぱり一定数「枕目当て」のお客様はいらっしゃるわけです。
ガチ恋だったらまだ可愛いものです。男女が出会う場ですし、そこの出会いで結婚された方なんて言うのもざらです。それは自然の摂理というものですし、いいとは思っています。

ですが、「枕目当て」のお客様は違います。
女の子に対して体を要求する。無理やり触れてこようとする。まるで女の子のことを人間と思っていないような素振りを見せる方はいらっしゃいます。
キャバ嬢なら何をしてもいい、と思っている方も多く見受けられます。
それは仕方ないのかな、とも思いますが、私たちも人間なので怖いし気持ち悪いと思ってしまいます。

「枕」という言葉がどこで出来たのかはわかりませんが、女の子はそんなことをするために働いているわけではないと思うのです。
私たちはお客様と楽しくお酒を酌み交わして、楽しい会話を広げて、それでおしまいです。たったそれだけのシステムのお店で、よくそういうことができるな、と思いますけどね。

例えばファミレスに行ったとします。そこに居るアルバイトの女性が綺麗だったとして、体に触れようと思いますか? また、それを実行しようと思いますか?
普通ならしませんよね。そういった行為をされた場合、上の人間が注意しに行き、酷いならば警察沙汰になると思います。

そういう方の場合はLINEはもちろん、電話もレスポンスはかなり遅くしています。
何かあってからだと遅いですし、自衛することも大切なお仕事のうちの一つです。
私にとってそれはメリットでも何でもないので。そういった目的で来られる方は、別の所に行かれることをオススメします。キャバ嬢も人間ですからね。

△△△

そんなわけで今回は「枕営業」という言葉にフォーカスを当ててみました。
そういう方がいらっしゃった場合、私は容赦なく「は?」と言ってしまうタイプなので、心に留めておいたほうがいいですよ。
もちろんノリとかならそんなこと絶対言いませんけどね。その場の雰囲気に使い分けさせていただいてます。
もちろん自分の体を安売りしているわけではないので、際どいところまで触れてくるようならどれだけ仲のいいお客様でも、容赦なく文句を言ってしまいます。
このコロナ禍で大変な日々が過ぎていきますが、皆様も感染対策をしながら楽しい飲酒ライフを送りましょう。
では、また。

仮名(かめい)24歳。
趣味が高じて小説家の道へ進む。なんの変哲もない永遠の女子。
誰かの心に届くような文章を心がけています。
Twitter → @kamei_tyan @kamei_novel
カクヨム → https://kakuyomu.jp/users/kamei_tyan

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