いつだってカフェはやりたい(まよなかめがや#21)
おととい美容院に行ってそんな話になった。
自分の店が欲しいからか、のんびり仕事をしたいからか(絶対にのんびりなんてできない)、お客さんといろんな話をしたいからか。
形のない理由が頭の中の青空を飛び回る。
美容師さんとの話では
「なんとなく雰囲気としてやりたいよね。」
という結論に至った。
美容師さんと2人、鏡越しに大きく笑い合った。(30代半ばどうしの会話)
最高である。
このやりたいと思う気持ちを持つことは、決して悪いことではないと思っている。
高校の同級生は、定年後に渋いカフェをやりたいと言っていた。
いつだって年齢関係なく、やりたいと思うことはやりたいし、実現できなくてもやりたいと思ってしまうものなのだ。
ましてや、美容師さんなんて美容師という手に職を持ってなお、自分の素敵なお店まで構えているのに、やりたいと言っているのだ。
やはりこの気持ちは悪いものではないと思う。
「美容院さんは社交トークで合わせてくれてるだけだろ」
なんてマジレスがきたら、閉口してしまう気はとってもしているけど、ぼくは美容師さんを信じている。
リアルに考えてきっと開店すら難しく、もし開店できても次の季節まで続くのだろうか。という非現実感が現実に覆い被さる。
これだけカフェをやりたいと思っていると、たまに気持ちだけが新規オープン直前にタイムリープすることもままある。
さてはおいても、いつだってカフェはやりたい。(さあこれで何回目でしょう?笑)
こんなことが言えるいま、ぼくは幸せ側の人間なんだと思う。
よくわからないけれど、なんとなくそう思う。
ちなみにこの感情は、カフェで働いてみたらすぐになくなるのだろか、とさっきお風呂に入りながら考えたりもしたんだけど、いや、自分のカフェでないとなくならない感情なんだろう。
よくわからないけれど、なんとなくそう思った。
やりたいことは口に出すといいと言う大人がたくさんいるから、(あいついい年してホント分かってないなやばいなと思われようとも)たくさん口にしていきたい。
いつだってカフェはやりたい。
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