ぼくたちは選ばなかったほうの道を歩いているのかもしれない。(恋愛エッセイ#36)
先日とある女の子の後輩と昔話をした。
数年前その後輩と
一緒に滋賀まで出張に行き
ごはんを食べ
少し観光をして
仕事をした。
違う配属先だったので
「一緒に仕事をした」
という言葉に収められるものは
その出張だけだった。
出張は短い2泊3日。
電話で話したことはあるものの
会うのは初めてだった。
待ち合わせは新幹線の座席だった。
振り返ってみると
なんともドキドキしてしまう
要素しかないではないか。
3日間という短い期間だったけれど
彼女と時間を過ごしてみて
とても