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【種牡馬攻略③】シルバーステート産駒は内枠で買い&外枠で消し!?

 「オリジナル血統データ」の第3回はシルバーステートを取り上げます。

 シルバーステートは昨夏にデビューした初年度産駒が大活躍していることで、評価が急上昇しています。種付料は初年度の18年が80万円(受胎条件)、120万円(出生条件)でしたが、翌19年には100万円(受胎条件、以下同じ)に上がります。その後も20年に120万円、21年に150万円と、産駒デビュー前にもかかわらず、少しずつアップ。そして初年度産駒の活躍を受けて、今年は4倍増の600万円に設定されました。

 これまでに2勝以上した産駒は5頭。ファンタジーSで父に初重賞をプレゼントしたウォーターナビレラを筆頭に、ベルウッドブラボーとロンがオープン勝ち。また、コムストックロードとリトスも1勝クラスを制しています。ただ、ベルウッドブラボー以外の4頭は牝馬。大物感という意味でも、個人的に「600万円は高すぎるのでは?」と思っているのですが、それはそれ。長い付き合いになることは間違いない種牡馬なので、早めに傾向をつかんでおくに越したことはありません。


【馬番に注目!】

 まずは注目したいのは馬番別の成績です(数字は左から勝率、複勝率、単勝回収率、複勝回収率)。

・1~5番【13・13・9・64】13%、35%、90%、131%
・6~11番【12・10・8・76】11%、28%、64%、88%
・12~18番【1・0・2・52】2%、6%、88%、41%

一目瞭然、内枠が好成績です。そして馬番が外に向かうにつれて成績がダウンしています。1~3番に限れば【9・6・6・28】の勝率18%、複勝率43%。回収率は単複ともに100%を超えているので、せめてヒモでは押さえておきたいところ。逆に12~18番は1~5番人気に限っても【0・0・1・13】ですから苦戦必至。よほど力が抜けた馬でない限りは〝迷わず消し〟でいいでしょう。


【芝マイルの人気馬は危険!】

 芝1600では述べ57頭が走って【2・5・4・46】の勝率4%、複勝率19%。どうにも勝ち切れない傾向にあります。さらに注目は人気馬の成績。1番人気の出走こそありませんが、2番人気は【0・0・0・1】、3番人気は【1・0・0・7】と大苦戦しているのです。ちなみに4&5番人気も【0・2・2・9】ですからイマイチ。複勝回収率が164%もあるので人気薄の一発は警戒しなければいけませんが、少なくとも〝人気馬を軸に据えるのは危険〟と言えます。このあたりは今後の産駒の傾向も見ながら、柔軟に対応していきたいと思います。


 よろしければ、既に掲載している【種牡馬攻略①】絶対買いたいカナロア産駒〝3つの条件〟とは?〟と〝【種牡馬攻略②】目下4週連続で該当馬が馬券圏内!! ゴールドシップ産駒は「芝2400以上の○○で狙え」〟もご覧下さい。

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