【新潟3R】ザファクター産駒が激走する条件
ザファクターは昨年の新種牡馬です。同期のキタサンブラックやドレフォン、シルバーステートに比べると、地味な存在であることは間違いありません。オープン馬は1頭もいませんし、2勝馬も4頭のみ。「重賞しか馬券を買わない」というファンには馴染みがない種牡馬でしょう。
しかし、馬券的な妙味を考えると、同期にも決して引けを取りません。いや、それどころか〝リーディング〟と言ってもいいでしょう。積極的に買いたいのは牝馬、それも前走から距離を縮めて1200メートル以下に出てきた馬です。
該当馬はのべ36頭で【7・5・5・19】の勝率19%、複勝率47%。回収率は単勝が345%、複勝も258%。10番人気以下の伏兵が4頭も馬券に絡んでいるのは〝凄い!〟のひと言です。
実は私自身、このデータに早くから気付きながら、「さすがにこの馬は厳しいだろう…」と思って見送り、激走されて悔しい思いをしたことがあります。したがって、大穴を取りたいのであれば、あれこれ考えずに「全馬買う」ことをオススメします。
あすの該当馬は新潟3Rのティアップブランカ。デビューからの4戦を振り返ると、
・初戦…ダート1800で4秒9差の9着
・2戦目…ダート1150で0秒9差の6着
・3戦目…ダート1400で1秒4差の8着
・4戦目…ダート1400で1秒4差の12着
ですから、正直勝ち負けは厳しい気がします。ただ、よく見ると唯一の距離短縮だった2戦目に最もいい競馬をしていることが分かります。当時は中団ままでしたが、その後の2戦で逃げているように、ここに来て先行力が出てきたのは心強い材料。しかも今回は2キロ減起用。積極的な競馬で馬券圏内に粘り込むシーンを期待したいと思います。
◎ティアップブランカ
○サリーギャップ
▲ファームラヴ
△1、2、3、8、9、11、13
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