ヨルノズク+大空洞採用型タケルライコオーガポン簡易デッキガイド
はじめまして、たーとる(@KameT5UK1)です。
ポケカではふぐぱという名前で楽しく遊んでいます。
ポケカ歴はまだ一年の初心者で大した実績もないのですが、
先日、あそビバ!ちゃんねる!さんに本デッキの試合動画を撮っていただけたので、この機会に簡単なデッキ解説記事を書いてみたいと思いました。
あそビバ!ちゃんねる!さんの動画を合わせて見ていただけると、より理解がしやすくなると思うのでぜひ見てみてください。
リザードン対面での重要なポイントが満載でとてもタメになると思います。
動画のリンク
≪ヨルノズク≫の確定サーチで”あのコンボ”も現実に!?『宝石タケルライコオーガポン』が想像以上にヤバすぎた【ポケカ/ポケモンカード】【対戦】
※実戦的な内容も多少書きますが、このデッキを使ってみたい!といった入門者への足掛かりとなることを主目的としています。
構築者の意図を理解していたほうがスムーズに自分好みにカスタマイズすることが可能だと思うので、これを参考により強力なデッキに進化させてくださると嬉しいです。
ヨルノズクを採用した経緯
まず最初に、本デッキの目玉である<ヨルノズク>を採用した理由から話してしまおうと思います。
それはズバリ、<オーリム博士の気迫>を確定サーチできたら絶対に強いと思ったからです。
もう少し経緯について話すと、最新パックであるステラミラクル発売以前に、収録カードで最も強いと考えていた<ブライア>に次いで、強力だと考えた<ヨルノズク>と最も相性の良いデッキはなんだろうと考えたときに、最初に思い付いたのがこのタケルライコオーガポンでした。
デッキリスト
まず発案時のリスト。アイデアを思いついて速攻で組んだのと、試したいカードはなんでも詰め込み、まずは多投して試してみる方針ゆえにかなりひどい形になっています。<キチキギスex>はそれが不要なくらい回る可能性について検証しておくために抜いています。
ここから<ブライア>が使えることや、<ガラスのラッパ>はこんなに必要ないこと、<ゼロの大空洞>が必要なことなどに気づいていきます。
<なかよしポフィン>も試しましたが、それなら<スピンロトム>のほうが良いと思います。
画像に出ているのは調整仲間のえね(@enemmx)
そして現在のリスト。
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概ね満足しています。<スピンロトム>を採用するべきか、<かがやくリザードン>対策に良いカードはないかなど模索中です。
盤面の作り方の一例として写真を一枚。
特性<ほうせきさがし>を使わずに済む場合は、<ホーホー>のまま残しておけると強力です。
既存のリストとの違い(差別化)
既存のリストでは、<オーリム博士の気迫>を確定サーチできるカードは採用されておらず、ランダム要素の高い<ポケギア3.0>にある程度依存しているデッキでした。
<ポケギア3.0>にも違った強みはありますが(後述)、本デッキのメインアタッカーである<タケルライコex>が攻撃するのに必要不可欠である<オーリム博士の気迫>を確定サーチできるのは明確な差別化、強みとなります。
本デッキでは、<タケルライコex>が毎ターン必要なダメージを出し続けることが、最も重要な勝利条件です。それは<オーリム博士の気迫>を毎ターン引き続けることと言い換えられます。
その条件が、<ホーホー>を展開しておき、<ヨルノズク>に進化するだけで達成されてしまうのが革命的であることは、このデッキを使ってすぐに気づいてもらえると思います。
(<ホーホー>展開下では、<ヨルノズク>とそれにアクセスできる<ハイパーボール>や<夜のタンカ>が実質<オーリム博士の気迫>としてカウントできる。)
先ほど、<ポケギア3.0>にも強みがあると話しましたが、それは後攻1ターン目における<オーリム博士の気迫>へのアクセスとして使えることです。
後攻1ターン目にアクセスできれば、1ターン目から<タケルライコex>で攻撃できる可能性があります。実際、後攻1ターン目から攻撃することは重要で、<ポケギア3.0>は複数枚採用されることが普通でした。
しかし、後攻1ターン目から攻撃せずとも、逆転勝利できてしまうカードがステラミラクルにて収録されました。それがご存じ<ブライア>です。
主にピジョットリザードンに採用されており、ナイトワンダラー収録の<ヨノワール>らと合わせることでサイド4枚取りを可能にするなど猛威を振るっています。
そんなカードが実は、タケルライコオーガポンでも採用することが可能です。しかし、既存のリストでは相手の残りサイドが2枚の時に都合よくブライアを引き、そのうえで<オーガポンみどりのめんex>で相手のポケモンを倒す必要があります。
そのハードルを一気に下げたのもまた、<ヨルノズク>になります。
<ヨルノズク>で<オーリム博士の気迫>をサーチできるおかげで序盤から連続で<オーリム博士の気迫>をプレイし、攻撃の際に余ったエネルギーを<オーガポンみどりのめんex>に残しておくことで、<ブライア>をプレイする余裕が生まれます。当然、<ヨルノズク>で<ブライア>をサーチできることも大きな助けとなります。
また、<オーリム博士の気迫>を連続でプレイできることに加え、<ガラスのラッパ>を一枚採用しているので、エネルギーが余る状況を再現しやすく、<オーリム博士の気迫>を使わなくても攻撃できるターンに<ボスの指令>や<ナンジャモ>をプレイする選択肢が生まれやすいのも本デッキの強みとなります。
それらに加え、<ヨルノズク>にアクセスできれば良いので、<ナンジャモ>などの手札干渉に強いのも大きなメリットといえます。
以上のことから、既存のリストと比べて、後攻1ターン目に<タケルライコex>攻撃できる確率が低いこと以外は本デッキのほうが優れていると考えています。
現環境で考えてみても、サイドを2枚とられるポケモン主体のデッキがメタゲームを支配しているので立ち位置はかなり良いと思います。
マッチアップ解説
リザードンex
50%~60%
2-2-2または1-2-3を目指します。
<タケルライコex>で最初の攻撃をし、返しの<リザードンex>を同様に倒すか、<オーガポンみどりのめんex>で倒すために、<オーガポンみどりのめんex>に一枚以上草エネルギーを残すことを意識したいです。
1-2-3を通らないといけない場合は、最後に<ブライア>を宣言しながら<リザードンex>を倒すのが基本になります。しかし、相手は<かがやくリザードン>で対抗してくるので、<プライムキャッチャー>を極力残しておきたいです。
基本的にこちらのポケモンを倒せるのは<リザードンex>のみの為、比較的温存しやすく、相性も良いです。
<かがやくリザードン>に構わないといけない展開、<ヨノワール>を絡めて<かがやくゲッコウガ>や<ヨルノズク>をとりながら<ブライア>で複数枚取られるのが負け筋です。
要求値は向こうのほうが高いので、<ピジョットex>を倒せるときは積極的に倒しに行きましょう。
ドラパルトex
60%~70%
以前から有利なマッチアップです。
こちらの速度を最大限活かしていけば、ファントムダイブの火力では基本的に捲られることはないです。
特に<オーガポンみどりのめんex>を重要視する必要はなく、相手の<ドラパルトex>を倒し続ければ、相手の後続がいなくなりがちです。
レジドラゴvstar
55%~60%
サイドを二枚とられるポケモンで構成されており、攻撃し続けるハードルもこちらのほうが低いので有利です。
<かがやくリザードン>には注意する必要があり、最後に<ボスの指令>や<プライムキャッチャー>を引けるかという勝負になりがちです。
タケルライコオーガポン
45%~50%
既存のリストを相手にした場合、後攻1ターン目から攻撃できた側が有利です。したがって後攻1ターン目に攻撃しやすい既存のリストに少し分があるといえます。
しかし、確率でかなりぶれるのでさほど気にならないと思います。
サーナイトex
40%~50%
サイド1枚のポケモンでこちらのサイド2のポケモンが倒されるので不利です。定石通りキルリアラインを狙っていき、相手を事故らせるのがメインプランになると思います。
あとがき
最後まで読んでいただき有難うございました。
今回は、ポケモンカードでは初めてのnoteを書いてみました。
入門者向けに書いたので省略した内容もかなりあり、また機会があれば踏み込んだ内容も書けるように精進していきたいです。
改めて長い時間有難うございました。
ぜひこの機会にタケルライコオーガポンを遊んでみてください。
※あそビバ!ちゃんねる!さんから動画リンクの掲載など許可をいただいた上で公開しています。
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