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大阪のおばちゃんイメージ

秘密のケンミンSHOWという番組がある。
都道府県民の特徴を、誇張して面白おかしく伝える、あれ。
この記事を見ている方の都道府県はわからないが、あれってご自身の地元が出たとき、

「そう、それそれ!」って

どれほどの人が共感してるのだろうか。
というのも、大阪は結構な頻度で紹介される。

だが、大阪生まれ大阪育ちの私の周囲に、

ケンミンショーで紹介される「大阪のオカン」はいない。

★大げさ&作り上げられている★

〇ヒョウ柄なんて着ていない。
着ている人はむしろ変わり者?
〇お好み焼きでご飯を食べない。
〇全ての家にタコ焼き器はない。
〇どこでも値引き交渉するわけではない。
日本橋の電器店は別。そもそも値引きを勘案して値段がついている。値札があるのに「いくらですか?」と聞く謎文化はある
〇いつでもどこでも面白いことを言うわけではない。
〇フグも串カツもほとんど食べない。
〇「儲かりまっか?」なんてリアルで聞いたことのないセリフである。



★これならあるかもねと思う特徴★

〇安いものを買った自慢
高いものを買った自慢はしない
〇ピストルで撃つマネ、刀で切るマネをされたら、もちろん倒れるw
〇若干おせっかい気味
〇「考えとくわ」はお断りの意味
〇交通機関、スーパーなどで知らない人同士でも話が盛り上がることがある。

これくらいかなぁ。

週に一度は車でJA へ地元野菜を買いに行く。
道の駅みたいな感じである。
スーパーではあまりお目にかからない野菜もある。
そういうのを手に取っていると、
「おたくそれどうやって食べはるん?」とか聞かれる。
「こないだベーコンと炒めたらおいしかったですー」と答えると、
横から
「生でも食べれるよー」と他の方が。
「んじゃ、買ってみよかな」
「こっちの袋の方が良さそうやでー」とまた他の方が選んであげたりなんかする。

百貨店のワゴンでTシャツを胸に当てていたら、
「おたくら若いからそういう明るい色似合いはるねー」
とか、声をかけられたりする。
「え、お姉さまでも似合うと思いますよー」と返す。
年上の方は、かなり高齢に見えてもお姉さまとお呼びするのが私の流儀。
お互いおすすめの色などを買ってしまったりなんかして(笑)

そんなしょっちゅうではないが、こういうことはたぶん他の地域ではあんまりないような気がする。

以前、地下鉄で、お母さんと小学生と思われる男児が座っていた。
そこへ70歳位の女性が乗ってきた。
お母さんが子供にすかさず
「席代わって」
「うわぁ、よろしいのー?ありがとうねー。僕何年生?」
から始まって、ずっと女性とお母さんの会話が続いていた。
親子が今から行くところと、女性が以前住んでいた場所が近いとかで、とても話が盛り上がっていた。
男児は降り際に、女性に飴とみかんとまんじゅうをもらっていた。
(コロナ前である)

地元のバスでの出来事。バスの2人掛けの椅子は、定員2人とはいえ結構狭い。
発車前の数分間、荷物を横に置いて女性一人だけで座っていた。
そこへ、別の女性が乗ってきたので、その人は荷物をよけて席を空けた。
「まぁ、すみませーん。ありがとうございますー」
と座ってから・・・

その女性があるお店の紙袋を持っていたことから、

「あら、あそこ行ってきはったんですか?」
「そうなんです。今日本当は〇〇に行くつもりが主人が~~なんで・・・」
「私もこないだね・・・・」

私は聞き耳を立てているわけではないが、聞こえてくるので、

「ふんふん、へーそれで?」
と心の中で相槌を打っていた。

ご主人の勤務先名こそ言ってなかったが、電機メーカー勤務なので、転勤が多いが、ちょっとした家電の具合が悪いのは全部見てくれるので、結婚して良かったと。
それを聞いたもう一人の女性は、自分の夫は電球さえ替えたことがない。家のこと何もできないから将来どうしようと、相談していた。

最初座っていた女性は、3つ目のバス停で降りたが、その10分ほどの間で、2人はお互いのバイオグラフィーを語りつくしたかと思われるほど盛り上がっていた。

初対面だよね?お互い。

長くなってしまった。

最近のマイブームにのっとりまとめますかね。

大阪のおばちゃん

〇しゃべるときにはとことんしゃべる

但)黙るべき時は意外に黙れます(笑)







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