かんべたかこ/介護の未来研究家
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無理のない介護で、最高の親孝行を。
「もし今、介護がはじまったら。準備はできていますか?」
年末年始、ご実家でゆっくり過ごされた方も多かったのではないでしょうか。
久々に会う親御さんの様子は、みなさんの想像どおりでしたか?
「思ったより元気そうだった」という方もいれば、
「薬の量が増えている」
「以前よりも口数が減ったような気がする」
「手作りのおせちが、今年は市販のものに変わっていた」
など、少なからず「老い」を感じた方も
親の介護は突然やってくる。50息子を救う、介護・家族のパーソナルコーチ
「親の介護がはじまりました。どうしたらいいですか?」
私は介護保険外サービス「わたしの看護師さん」を運営していますが、冒頭のような相談がたびたび、電話やメッセンジャーで届きます。
無理もありません。親の介護は「突然」はじまりますから。介護は「事前準備が大切」と至るところで書かれていたり言われていますが、大抵は準備は「不十分」ですからね...。
今回はある1本の電話から、介護・家族へのパーソナ
家族に暴力を振るう高齢男性の最期
ある高齢男性にガンが見つかりました。
本人はすぐに精密検査をして、間に合うのなら手術をし、余生を過ごしたいという希望。
けれど、受診結果を知った家族からは意外な一言。
「もうお父さんは高齢だから、治療なんかしなくてもいい。
治療で苦しむ人もいるし、長生きしても良いことはない」
最近は、延命治療を望まない人たちが増えています。苦しまずに、自然に穏やかに最後を迎えたい・迎えてほしいという願いが
薬を過剰摂取してしまったおばあちゃんの本当の気持ち。不安で受診したがる高齢者たち
「最近、腰が痛くなってきてね」
「この前、火を消し忘れてあわや火事になるところだったの」
「薬飲んだかな?って不安になるのよね」
介護が必要になった親の動向、心配は尽きませんよね。
危なっかしく見える日々の様子を心配して、親が怪我をしないようにあれはダメ、これはダメ、ヘルパーさんに来てもらいましょうと、転ばぬ先の杖をたくさん用意する。そうやって、まわりの気持ちが先行して介護がすすむことがありま
自分の暮らしと親の介護を両立する、ハイクオリティな介護サービス「わたしの看護婦さん」
「介護のことはよく分からないけど、年老いた親をいたわってあげたい」「年齢相応だと言われても、親が健康であり続けることを諦めたくない」
「今、自分があるのは親のおかげ、恩返しができるまで長生きしてほしい」
親にはいつまでも、長生きして欲しい。
親御さんが住む地域から遠く離れて暮らしている息子さんから寄せられた声です。
親御さんは90歳越え。高血圧症や糖尿病、認知症などのご病気を抱えていらっしゃ
久々の帰省だからこそ、親と介護について話しておきたい6つのこと聞くポイント
コロナ禍で迎える2回目の年末年始。感染者数がいったんの落ち着きを見せ、いよいよ今年は帰省できると荷造りに励んでいる方も多いと思います。
ようやく対面して話すことができる年末年始の帰省。そんな今こそ、親の介護について話してほしいことがあります。
ついつい、「まだ元気だから...」「また会えるから」と介護の話題は後回しにしてしまいがち。でも、いつか必ず訪れる親の介護。「まだ先」は大間違いで、そのと
価値観を通せない介護保険サービス
アナタはどっち派?
スプーンを筒状の入れ物に立てるとするならば、持ち手を上にするか下にするか、さぁどっち?
スタッフの意見が二分しています。
スプーンを取る時に口に入れる方を手で触れるのがイヤなので、持ち手を上にしたいとスタッフが提案してくれました。
もう一人のスタッフは、筒の下に埃が溜まるから、口に入れる方を底に向けるのがイヤだと。
色んなお宅に訪問していると、掃除の仕方や洗濯物の干し方
自分のため、家族のために。実際に終活ノートを書いてみた。
親御さんやご親戚さんの介護が心配な世代のみなさま、こんにちは。
介護をする人の応援団をしている神戸です。
介護に関する講演で、
「人生会議をしましょう。親御さんがピンピンしている間に、受けたい介護や医療について話し合いましょう」
とお伝えしますが、コロナ禍において、その話し合いがもてるお盆もなくなってしまいました。
私自身、40代半ばを越えまして、若い時みたいに子どもと海水浴に行くような