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心理師の会&カラオケの会 ありがとうございました。


お盆となりました。
近年、当事務所によくグッズを送ってくださってた方がまだお若いのに急逝されたり、事務所の生徒さんだった方がお亡くなりになったりしました。

灯篭を飾りながら、その方々との出会いと生前のお心遣いに感謝をいたしました。

事務所では2つの夏休みイベントが行われました。その報告をいたします。

8月6日(日)は心理師限定イベント「コロナ禍を振り返る」。東京公認心理師協会の地域活動として助成をいただき、参加者も来てくださいました。

ZOOMハイブリッド会議セットを組んだために薄暗い空間となり、お盆の心理師らしい(?)静かな雰囲気の語らいとなりました。

岡本亜美先生のブログのまとめ文章がとても詳しく、意義深いです。

医療・保健領域ですと、コロナ禍で集団プログラム等が中止になるのもやむを得ないという印象があるのですが、個別に心理を支える領域ですと、介入がないことで別のリスクも考えなくてはならないという、そんな旨のお言葉が印象に残りました。たしかにコロナ禍で、目に見えないですけれど心に残る不全感のようなものがあるかもしれません。学生らしい生活を送れなかった学生さんの思い残しもあるかもしれません。わたしたちはにこころのもちようによって動き、動かされています。目に見えないことを大事にし、それを大切に伝えてゆくのが心理師の専門性なのかもしれません。

最近はどんなライブやイベントに行っても集客が二極化している印象で、われわれをはじめ、みんな集客に悩んでいるように思います。このイベントはいつも心理師以外の仲間からはとても関心を持っていただいて、岡本先生のファンも出来たくらいですが、参加は心理師限定とのことで参加者は多くありませんでした。このような、地域で顔の見える集いも、その意義を外に向けてアピールするやり方を再考すべきなのかもしれません。一方で、AA(アルコホリズム・アノニマス)も2名から始まったものであり、その時間にどのようなことと向かうあうかという密度が大事であり人数を求めるものでもないのかもしれません。

実際、このイベントを行っている時間は、精神のタイムマシンで過去にさかのぼりさまざまな思いが胸に去来しました。コロナ禍の初期はとくに県境に意味があったこと、おそれながら渡った一級河川の橋の風景などを思い出しました。その時間は自分だけの映画を見たようなものであり、自分が未来に向かうにあたり支えとなりうるものかもしれません。

すっかり忘れかけていたことを思い出させてくれた、企画者の岡本亜美先生に感謝です。

東京公認心理師協会 地域活動推進委員会の皆様にも感謝申し上げます。

東京公認心理師協会のウェブサイトはこちらです。子育て電話相談があるなど一般向けにも参考になります。

精神分析カウンセラーの岡本先生のオフィスはこちらです。

カウンセリングに行ってみたいという方は、新宿からも徒歩でゆけるこのオフィスをおすすめいたします。

8月12日(土)は、当事務所で初めてカラオケの試みでした。

いつもお世話になっているKさんが「ポケカラ」というアプリを用いたカラオケ会をしたいとのことで、設備もノウハウも足りない事務所ですが、試行錯誤しつつ頑張ってみました。

ざっくりした設備の概要は以下になります。


数年前にお仕事で支給されたSurface Pro 6。
作業終了後、データを消して、使ってもよいと言っていただき感謝しつつ用いました。ただそのままではHDMIなどがつながらないので、アダプター(と図中にはありますがドッキングステーションですね)を購入しました。

スマホアプリをプロジェクターで映写することが目標ですが、途中にパソコンを挟もうと思ったので、クロムキャスト&キャプチャーボードを購入しました。

Google HOMEでスマホ画面をPCにミラーリングするのですが、Androidのバージョンが新しくないとそれが出来ないので、仕方なく普段使いのスマホにポケカラアプリを入れてコントローラーにすることになりました。

パソコン上で操作するソフトはOBSを用いました。

画面をきれいに映写するために、パソコンの画面を拡張したり、複製したり、その時々で柔軟に変更しました。

クロムキャストの音をヘットフォンから出すのに苦労しましたが、パソコンの設定で「スピーカー」を無効にしたらヘッドフォンから音が出るようになりました。音は遅延も気になったので有線でつなぎ、最もパワーのあるスピーカーを用いました(これがとても良い選択でした)。

準備しているとき、ミラーリングした音が途切れがちで、困ったのですが、無線ルータの接続先を、「Buffalo-G・・・」から「Buffalo-A・・・」にしたら途切れなくなりました。

反省ですが、音を出すにあたり、ミキサーは保持していたのですが今回は使わず、2分岐ケーブルを2個用いるということをいたしました。

ここは反省点で、やはりミキサーを準備しておけばよかったとあとで思いました。というのは、最初、マイク出力無しだったのですが、やはりマイクで声の戻りがあったほうがカラオケらしいだろうということで、急遽、別パソコン&オーディオインターフェースにダイナミックマイクを差し込み、上記分岐のジャックに差し込む・・・ということを行ったのですが、こんなときにミキサーが準備してあれば、さまざまな面でよかっただろうなと思いました。

ここまでのセットをくみ上げるのに1日かかり、やはり予行演習や時間に余裕をもって作業することは大事だと思いました。

音響作業の精密さ、怖さを感じ、プロの設備はすごいなと実感します。

アプリを用いてのパーティーはいかなる名目でも入場料を取れないようなので参加費無料にしましたが、みなさん、いろいろ持ち寄ってくださって、もりだくさんでした。あまり被らなかったのもよかったです。

物書きの青条さんからのお土産レターパックもちょうど届きましたのでその場にいた人で食しました。

青条さんの本、通販してます。


音楽ボランティアのMさんが来てくださって本当に助かりました。
Mさんは、こまやかに参加者さんのサポートをしつつ、その場にある楽器(ピアノ、ギター、ウクレレ)すべて使いこなし、お持ちくださったシェイカーで伴奏を盛り上げてくださり、ジャズを中心に参加者さんの歌をうまくサポートしてくださいました。歌や音楽をよくご存じで、なんと「カポ」もプレゼントしてくださいました。

音楽について専門知識と技術のある音楽ボランティアさんというのはとても役立つものであり、来ていただいて本当に助かりました。
本当にありがとうございました。

反省点ですが、古民家だからアンプラグドで行うものだと思い込んでいましたが、それに甘えず、あらゆる可能性を想定してミキサー利用など万全の音響準備をしておく必要があるのだなと思いました。
それはつまり、こんな民家でもある程度はちゃんと音楽ができるという手ごたえがあり、音楽についてもある程度準備しておこうと思った次第です。

参加してくださった皆様に、心から感謝申し上げます。

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今後の事務所の予定です

8月18日(金) 開放日、アートの日、
8月20日(日) 高円寺「北中夜市/即興作曲&電化製品放出市」
8月27日(日) 高次脳機能障害の会「たまりば~」ZOOMハイブリッド

ご関心ある方はお気軽にお問合せください。
メール kamataterakoya@live.jp

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最後に注意です。
事務所バルコニーのアシナガバチの巣に、スズメバチ(ヒメスズメバチ)が定期的に来ております。バルコニーに出られる方はご注意ください。

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