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何かとネガティブなイメージのソロ登山は駄目なのか?


とくに日本ではソロ登山者の事は、ネガティブなイメージに取らわれがちですが、それは何故なのか?
日本の場合ではソロ登山で遭難した場合、パーティーの遭難より確実に悪く言われる事がほとんどで、
ま~ 大体は、”一人で行くから遭難するんだ”
と言われる事が大半です。
特に登山をしない人からはそう思われがちで、
これはマスコミの影響も大きいと思いますが、今回はそこには触れずにおきます。
別にソロ登山を推奨してる訳じゃないですけど、
ソロになって始めて気付かされる事も多く、
そんな観点から、気づいた点をいくつか書いてみます。
一番は遭難が他人事では無く、自分事になった事です!
僕が登山する時はなるべく人気のないルートで、人が登らない時間帯を選びます。
山では1人で自然を堪能したいので、極力人には会いたく無いからです。
そんな訳で、とくに人のいない登山道を歩く事が多く、道に迷わない様に地図とGPSで、こまめに現在位置を確かめながらドキドキして登っています。
そんな時に怪我をしたら命とりになりかねないので、いつも以上に落石や浮き石で怪我をしない様に気をつけて登ります。
パーティーで登る時とは、まるで緊張感の度合いが違います!
そういった感覚があるので、冬場にバッグカントリーのツアーに参加すると、色々と気付かされる事がありました。
まずは、雪崩れが起きないか周囲を見ない人がほとんどで、
僕は一人で登っている感覚で参加しているので、常にアソコはヤバそうだなぁとか、ルートは合ってるかなど考えながら登っています。
アソコで雪崩れが起きたら、コッチに逃げないと、とかシュミレーションしてる感じです。
それに、ただガイドさんについていくだけのお気楽な登山を10ぐらいしたところで、
ソロで登る1回ぐらいの差があるんじゃないかと思ってしまいます。
パーティーで行くのが悪いとは言いませんが、
これだけ遭難が増えている原因の一つは、パーティーで登る人が、遭難は他人事感覚的になっているからだと感じるからです。
ソロで遭難する人の場合は、経験不足と準備不足か、注意不足になると思います 。
パーティーでしか山に行った事がない人は、低山でもいいので、ぜひソロで行ってみると色々と発見があると思います。
偉そうになったしまいましたが、遭難が少しでもなくなって欲しいのと、
ソロ登山を少しでも理解して欲しいと思って記事を書いてみました。
勿論、ソロ登山では準備が8割で実践が2割と思って準備はしっかりとしましょう!
僕はココヘリは必須だと思うので、ソロ登山では、是非入ってから行って下さい!
それでは安全に登山を楽しみましょう!

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