見出し画像

伐倒

地面の造成がひと段落。
次は雨が当たらない様に屋根を作ります。
目の前に手頃な杉の林があるので、窯の屋根材を伐倒、その後半年くらい乾燥してから製材しようと思っています。
20メートルの高さの杉の木を倒す作業は一歩間違えると大惨事に繋がるので、本当に慎重に行います。
切る前に先ずは木の先端を見上げながらぐるりと一周。どの方向に木が傾いているのか慎重に見極めます。スーッと素直に真上に伸びた木は、思った方向に簡単に倒せるのですが、枝振りが片方に寄っていたり、曲がって生えている木は思った方向に倒れないので苦労します。
時には、"かかり木"といって他の木に寄りかかったまま倒れないことがあります。この木をチェーンブロックや重機を使って地面に倒すのですが、本当に緊張します。自然と一本一本倒すごとにホーッと深いため息が出てきます。
大小合わせて15本くらいになったでしょうか。
これから梅雨が始まるので、しばらく風雨に当てて自然乾燥します。          by Daisuke

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?