パープルのネイル

普段ネイルをしない私だが、友達から半年遅れの誕生日プレゼントとしてネイルキットをもらったので久しぶりにネイルしてみた。
色はパープル色。
その時の話。
遅めの朝食を食べてると母が私の指先を見て一言。
母「その色はいかがなものかと。魔法使いじゃないんだからもう少しナチュラルな色にすれば?」
普段あまり私の動向に口を出さない母が珍しくつっかかってきた。
私「え、魔法使い?そんなおかしいかな?」
母「おかしいも何も、あなた社会人でしょ。会社にいって仕事して、それでお金もらってるのに、会社の人がその爪見て良いと思わないかもしれないわよ」
そもそもこのパープル色のポリッシュは会社の同僚にもらった色なのだ。私一人がこのような色のネイルをしているわけではなく、みんな割と”もう”派手なのだ。
私「いや、結構みんなこのくらいの色のネイルしてるし、そんな変じゃないからね」
母「変かどうかは自分が決めるのじゃなくて周りが決めることでしょ。」
私「え、じゃあ自分がしたいマニュキアの色があって、自分はその色にしたいけど、会社の人にどう思われるかわからないからって自分がやりたいって気持ちを無しにするってこと?」
母「そこまでは言ってないけど、会社員なんだから周りの目も気にしなさいってこと」
私「ん〜、そうやって自分の気持ちに蓋をしてまで周りに気を遣いたいとは思わないんだけど」
母「今はいいかもだけど、30になってその色は絶対おかしいから」
私「じゃああと2年はこの色でやる」
母「はいはい、あと2年ね」
こんなやりとり。
思い出すと、我ながら割とわがまま全開な娘。。兎にも角にも、この時、親世代にはわかることのできないカルチャーの壁があると確信したし、人は爪の色なんかでそんなに人を判断しないだろうし、と思った。とりあえずあと2年、好きな色のネイルをするぞ!とさえ思ってた矢先。。
その日は兄(長男)が家にくる日だった。
甥っ子に麻雀を教える日。(笑)
私は甥っ子に習って一緒に生徒する役だったのだが、その時、兄(長男)が私の爪を見て真っ先に言った一言。
兄(長男)「え、その爪の色、何? きっしょ」
私「、、えー?」(驚き)
兄(次男)「しかも、結構塗り方雑じゃない?表面でこぼこしてるよね?」
私「えー?」(驚き)
めっちゃハッキリいうやん!(笑)
そこで初めて私は急いでこの爪の色を剥がそうと思ったのでした。
あぁ、なんというか、親に言われるよりも兄弟に言われる方が100倍説得力があるではないか!と思ったのです。
これまで正しいと思う方程式が
親のいうこと > 兄達のいうこと
だったのだが、このネイル色事件をきっかけに上の方程式が徐々に崩れていることがわかったのであります。兄弟のいうことは割と同じ目線の意見に感じるといいますか。
そして親の言うことも強ち間違っていないんだな、とも思いました(笑)
爪先は本当にいろんな人が見てますね。
気を引き締めないといけないと思いました。
ちなみに魔法使いみたいな色と言われた時の手先は下の写真のような手先、、というのは嘘で2枚目のような色です。
普通でしょ?(あれ、反省してない?)


#パープル #母の一言 #兄の一言 #家族あるある #娘はつらいよ #家族 #言うこと聞けない

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