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入社3ヶ月の新卒が予算100万円のプロジェクトに挑戦したお話【AI活用プロジェクト│活動報告】

こんにちは!
今年新卒で入社した、プロダクト開発部の天田・池村・関本です!
今回は、私たち入社2ヶ月の新卒が企画した予算100万円超(!)の全社プロジェクト『AI活用プロジェクト』の報告をさせていただきます!

「鎌倉新書では現在どういった取り組みをしているのか」
「鎌倉新書に新卒で入社した人はどういったことをしているのか?」
などに関して、ご興味のある方はぜひご一読ください!


プロジェクト発足のきっかけ

2024年4月中旬のある日のランチ。
開発部に仮配属されたばかりの私たち3人は、開発部の部長や先輩方とランチをご一緒していました🍚
そして、そこで最近の研修の状況や各々の趣味について楽しくお話していました。

そんな中、部長から一言。
「他のIT企業と同様に、鎌倉新書でもAI活用を推進していきたいんだよね。
そのプロジェクトの運営をお願いしたいんだけど、どう?」
その時の私たちは、まさか実際に自分たちがプロジェクトの運営を行なっていくとは思ってもいませんでした……😮

それから数日後、本当に部長からキックオフMTGへの招待があり、
「この前ランチで話したAI活用プロジェクトの話は覚えてる?その運営をお願いしたいと思ってます。
こちらから進め方について提案してしまうと、可能性を狭めてしまうことになるから、あえて伝えずにおくね。とりあえず、自分たちで色々考えてやってみて!」
と告げられた私たち。
そのMTGは10分足らずで終了しました😶

こうして入社2週間の新卒
“全社(社員250名超)を対象にしたプロジェクトの運営”
を行うことになったのです……!


動き出したプロジェクト

私たちは、日々議論したり、部長に壁打ちしてもらったりしながら、プロジェクトの概要を決定しました。

MTGの様子
  • 目的:鎌倉新書全体にAIの利便性を知ってもらい、活用のきっかけを作ること

  • 内容:全社員が AIを活用した業務改善の案を応募可能

  • 賞金:画期的な応募案には最大100万円の賞金授与

こうして、方向性が決まったあと、私たち3人は分担しながら、全社員に働きかけるために次の2つの行動を起こしました!


1.ポスター、Webサイトの制作

まず1つめとして、本プロジェクトについて知ってもらう機会をつくるため、ポスターと応募受付のWebサイトを制作することにしました!
私たち全員がデザイン・プログラミング未経験だったため、基礎的なノウハウを研修で学びながら作成していく日々が続きました🎨🧑‍💻
(「学んだことを即実践」、そんな恵まれた環境でした)

▼当時のポスター(※一部、個人情報などを黒塗りしております)

ポスター制作の前に、まずCanvaの機能を活用し、ロボットをAIで生成しました。
その後はPhotoshopを使いながら、ポスターを完成させました。

▼当時のWebサイト

Webサイトについては、当時HTMLやCSSに関する本で学んだ知識をもとにコーディングを進めました。
先輩社員からツールの操作やコーディングについて教わりながら、無事に完成させることができました。


2. 毎朝の朝礼での発表

2つ目に、毎朝の朝礼を周知の場として活かすことを考えました。

ポスターとWebサイトの完成後、私たちは次に取るべき行動について以下のテーマで話し合いを重ねました。

  • どうすれば全社にプロジェクトを周知できるか、より注目してもらえるか

  • どうすれば応募のハードルを下げられるか(身近に感じてもらえるか)

話し合いが中々進まず、行き詰まっていたある日、
先輩社員から「地道だけど、毎朝の全社朝礼で宣伝して覚えてもらったらいいんじゃない?」とアドバイスをいただきました。
プロジェクトを活性化させるべく、私たちはすぐにそれを実践することにしました。

具体的なプレゼンの内容は以下の通りです。

・ChatGPTにおけるプロンプト(指示文)の書き方
・ChatGPT-4による業務効率化
・ChatGPT-4oについて
・各事業部におけるAI活用事例(紹介と提案)
・AIに対する清水会長の思い
・AI活用プロジェクトへの投票方法
・AI活用プロジェクト応募者によるアピールタイム

最終的に、毎日違うテーマで11日間プレゼンを行いました!

▼全社朝礼での発表

ChatGPT-4oに関してご紹介

さらに、私たちは社長や会長に「全社朝礼でAI活用を推進していくために意見やコメントなどをお願いできないか」と依頼しました。
(お二方とも快く快諾してくださりました🙇‍♂️)
※会長や社長にも新卒が提案できる環境、これも鎌倉新書の凄さ!

この全体周知によって、AI活用プロジェクトを全社一体となって推し進めることができたと、思っています🗣️


気になる結果は……?

これらの取り組みが身を結び……
応募案は90案超!全社員の約50%の皆さんが投票してくださいました✨
(皆さんありがとうございます😭)

そして気になる賞金の総額は……
102万円!!!!
(今回のプロジェクトでは、入社して2ヶ月の新卒に100万円の予算が出たということです……!すごい!)

最終的に今回のAI活用プロジェクトは成功を収め、鎌倉新書全体にAIの利便性を知ってもらい、活用のきっかけを作ることができました。

そして、今回のプロジェクトは始まりに過ぎません。
次のフェーズとしては、AI活用の文化を根付かせる必要があります。
私たちは第2回AI活用プロジェクトの開催に向け、動き出しました💨💨💨
(またnoteも執筆するかもしれません……お楽しみに!)


さいごに

今から約20年前、インターネットが急速に普及した時代に、当時取締役だった清水さん(現CEO)は主業が出版だった鎌倉新書でインターネット事業を開始しました。
そして、その後、「単なる情報サイト」であった各サイトを困っているユーザーと専門事業者をつなぐポータルサイトへと転身させました。
これにより事業が大幅に拡大し、2015年にはマザーズ市場に上場、そして2019年からは、「葬儀」「お墓・仏壇」だけでなく「相続」や「介護」など「終活」に事業領域を拡大しました。

そして2024年現在、時代はインターネットからAI時代へと転換しています。
鎌倉新書はこの新たなツールを生かし、さらなる事業拡大を目指していきます。

AIを活用することであらゆる業務の負担が軽減され、新たな時間が生み出されるよう、私たちは今後もプロジェクトを進めていきます。

ここまで駄文ながら読んでくださり、ありがとうございました!!
鎌倉新書は今後もより多くのお客様のお手伝いをしながら、「終活」のインフラ化を進めていきます!!
鎌倉新書にジョインされた際には、共に頑張って参りましょう!!


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