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人は生きたように死んでいく_柏木哲夫

1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書より~

◆経歴

日本の医学者、内科医、精神科医。博士、博士。専門はターミナルケア。クリスチャンであり、日本メノナイト・ブレザレン教団石橋キリスト教会会員。淀川キリスト教病院理事長、大阪大学名誉教授、ホスピス財団理事長
(Wikipediaより)

◆2500人の看取り

末期がんの患者さんのいろんな心の問題を相談される機会があって、アメリカでのチームアプローチの経験を生かそうと思い、スタッフを集めて日本で初めてホスピスプログラムをスタートさせたのです。45歳の時にはホスピス病棟を立ち上げました。そこで20年以上かけて2,500人の方を看取ってきました。

◆生きたように死んでいく

周りに感謝して生きてこられた人は、我々にも感謝をして亡くなられるし、不平ばかり言って生きてきた人は不平ばかり言って亡くなっていくんです。
よき死を迎えるためには、よき生を生きなければいけない、ということを教えてくれていると思うのです。

◆感謝

家族に対して、周りの人たちに対して、最後に「ありがとう」と言いながら、そして自分も相手から「ありがとう」と言ってもらいながら生を全うできるのも、よき生だと思うんです。
そういう生を全うする人を、私は人生の実力者と呼んでいるのです。

◆感想

実際に終末医療に関わっている著者の言葉はなんと深いのかと思いました。
「常に前向きで感謝の気持ちを忘れない」
人生の最後を終わる時にどう迎えたいか、迫りくる恐怖ではなく前向きに感謝して自ら形作ることが大切なのだと感じました。

常にゴールを考えることでより豊かな人生を送ることができる。
Kamakurakazokuにとってのゴールは次世代に豊かなミライを残すことです。前向きに感謝を忘れず精進してまいります。

(冒頭写真はAmazonより引用)

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