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運気を上げるための4つのポイント_佐々木洋

1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書より~

◆経歴

佐々木洋氏。2020年現在、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手(26)や菊池雄星選手(29)など、数々のスタープレーヤーを育て上げてきた花巻東高校硬式野球部監督。

◆運をつかむために何をコントロールしているのか

運というのは、運をつかむために自らをコントロールしている人のもとにしか来ないんだなと分かって、素直に喜べるようになりました。
では自分の何をコントロールしているかというと、
①言葉
②一緒にいる人
③表情、態度、姿勢、身だしなみ
④感謝と謙虚さ
(中略)とにかく敵をつくらず、味方をつくることが運を呼び込んでくると思います。

◆味方を増やす

例えば、うちのチームは宿泊したホテルから帰る時はすごくきれいに掃除させるんです。甲子園の時もホテルの方が、
「花巻東の使った後はベッドメイクが要らないくらいきれいにしてくれた」
と喜ばれまして、ホテルの人たちが球場までわざわざ応援に来てくれたりしたんです。(中略)
謙虚にしていると味方が増え、その人たちに感謝の気持ちを伝えると、さらに応援してくれるようになる。
何をやってもツイてる人と、何をやっても空回りする人の差はこの四つではないかと思っています。

◆感想

宿泊したホテルの従業員の方まで味方につけてしまう、というエピソードに感服致しました。
甲子園など大一番の時には、目の前の勝利にしか意識がいかず他のことはおざなりになってしまうのが普通だと思います。
その状況でも綺麗に整えられるのは、すでに習慣化されているからです。
文中に

ゴミが落ちているのを見ると「神様が自分を試している」と思う

という菊池雄星氏のコメントがありましたが、誰が見ていなくても神様が見ているという気持ちで真摯にすべてのことに向き合うからこそ、周りの人が応援したくなるのだと感じました。
そして、運をよくすることは自分でコントロールできるということにも大変勇気づけられました。
一つ一つの言葉や所作から、気を付けて参りたいと思います。





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