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POP大賞、73点の力作がそろい踏み!

POPって?
街の本屋さんに行くと、平積みになっている本や、本棚のおすすめの本に、書店員さんが書いた「推し」コメントやイラストなどが目につきます。その「推し」コメントに惹かれ、ついつい本を手に取り、そのままレジまでGO!なんて経験ありませんか?このような「自分のおススメしたい本を紹介するためのメッセージカード」のことをPOP(ポップ)とよんでいます。

今年のPOP大賞、応募総数は73点。

鎌倉市内の小・中・高生が、「今、自分がおススメするのはコレ‼」という一冊をPOPにしてくれました。小学生31点、中学生27点、高校生15点。 おススメ本の良さを伝えたい気持ちにあふれる人、また今回応募するためにためにいろいろな本を読んだ人、いくつもある愛読書から厳選して選んだ人。こうして集まった作品を、図書館にくる人たちが見て「この本が読んでみたい‼」と思った作品に投票をしてもらうイベントです。

投票したいと思ったら?

毎年秋に鎌倉市内にある5つの図書館全館で展示し、投票を受け付けてます。今年度は、令和3(2021)年10月27日(水)から11月27日(土)までの1か月間です。

来館した図書館にある応募用紙に、自分が読んでみたくなったPOPの番号を書いて、投票箱に入れてください。番号だけでなく、選んだ(惹かれた)理由なども書いていただくと、作品をお返しする時にご本人にもお伝えできるのでとても嬉しいです。

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栄光はどの作品に?

得票数の多かった上位3名に金賞・銀賞・銅賞、そのほかに鎌倉中央図書館長が選んだ作品を特別賞として、賞状を授与します。残念ながら記念品などはないのですが…(-_-;)
昔読んだ懐かしい本と再会したり、いつもなら手に取らないような本と出逢ったり、図書館を訪れるたくさんの人の目に留まり、人と本との素敵な懸け橋になっています。

本の扉をたたいてみよう

POP大賞は、鎌倉市図書館がYA(ヤングアダルト)と言われる主に10代の人たちと図書館とを結びつけるきっかけづくりとしてスタートしました。当初は高校生を対象として作品を募集していましたが、さらに広い世代へ働きかけるため、小・中・高校生を対象として呼び掛けています。
昨今、若い人たちの読書離れが話題となることが多いですが、応募される作品はどれもその本への情熱が感じられ、本を好きなYAがこんなにいるんだと嬉しい気持ちになります。
また、このPOP大賞がきっかけで本の世界への扉を開く一歩となることを願っています。

YAのみなさんへ

鎌倉市図書館では、図書館を利用するみなさんをつなげるさまざまなサービスのひとつに、YAサービスも掲げて、どうしたら若い世代のみなさんに図書館を身近に感じてもらえるのだろうか?と日々考えています。
まだまだ未熟な取り組みではありますが、みなさんにとって魅力のある図書館にしていけるよう、みなさんと本とのすばらしい出会いを全力で応援したいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします‼