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鎌倉殿通信-note版-

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#梶原景時

鎌倉殿通信、はじめます!

こんにちは。鎌倉歴史文化交流館・学芸員の大澤です。 いよいよ来年の1月から、北条義時を主人公とする大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がスタートしますね! 当館の職員は、今にも「もぉ~い~くつ寝ると、鎌倉殿の13人~♪」と歌いだしそうな勢いです。 一方で、   ん!?    北条義時って誰?    鎌倉時代ってよくわからないな そんな方々も多いのではないでしょうか。そんな皆様の疑問にお答えすべく、交流館では、広報かまくら8月1日号から「鎌倉殿通信」の連載をスタート! 鎌倉幕府草

【鎌倉殿通信・第11回】「鎌倉ノ本体ノ武士」 梶原景時

13人の中に、鎌倉を本拠地とした武士がいることをご存じですか。その人物こそ、鎌倉の地名「梶原」を名字とする梶原景時です。景時は桓武平氏の一流・鎌倉党を出自とする武士で、鎌倉の梶原を本拠としました。深沢地区には、鎌倉党の祖・鎌倉権五郎景正を祭る御霊神社や、景時の墓と伝わる五輪塔があり、梶原氏ゆかりの地であることを今に伝えています。 源頼朝が挙兵すると、同じ鎌倉党で平家方の大庭景親軍につきますが、石橋山の合戦で頼朝の危急を救い、以後頼朝の信頼を得て活躍します。治承・寿永の乱の際