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学芸大附属か、湘南か。

今回の“学校徹底比較”は「“自由な校風”最難関校」として東京学芸大附属高校と県立湘南高校を取り上げます。2019年入試をめぐる一連の報道で「高校入試史上最悪」とも評されて学芸大附属に吹き荒れる逆風の数々。一方、翠嵐高校と切磋琢磨しながら復権を果たしてきた神奈川県立の雄、湘南高校。

「自主性の尊重」こそが最重要理念、活発で魅力にあふれ、卒業生の満足度が高い両校。皆さんはどっちを選びますか?

1. はじめに

学芸大附属高校が窮地に立たされています。入試日程に関係する一連の報道で評価を落とし、ここ数年の進学実績にも陰りが見え、数年前にはいじめなどの騒動もありました。しかしながら、学芸大附属の在校生や卒業生からは充実した質の高い学校生活の話を聞くことができます。「実態と、報道や風評がかけ離れている」そんな違和感を覚えずにはいられません

また、都立・県立の躍進もここ数年の高校入試を取り巻くトピックスでもあります。日比谷高校は言わずもがな、翠嵐・湘南も志願者が増え、さらに特筆すべきは入学者の学力が相当上がっているということです。今回は学習活動・学校行事・部活動の「二兎」ならぬ「三兎を追え」をモットーとしている湘南高校にもスポットを当てます。

1-1. 【解説動画】5分で分かる学芸大附属&湘南の魅力

5分で学芸大附属と湘南高校の魅力について説明しています。(実際は7分弱)

二校の比較についてここから先は有料ページとなりますが、直接取材をして集めた情報のみ掲載しているため、ネット上の情報の寄せ集めではありませんし、基本的に憶測は含みません。

両校を検討している方にも、どちらかの受験を考えている方にも必ず参考になる情報だと自負しています。学校のことをよく知って、学校で生活する自分のイメージを膨らませて、ファンになってから受験しましょう。それが一番、学習の原動力となりますし、入学してからも幸せです。

有料ページの内容
・2019年度大学進学実績徹底比較「で、どっちがいいの?」(翠嵐も)
・校風「自由って何?」
・学習活動「本物教育? SSH? 次世代リーダー?」
・先生「どんな先生が多いの? 授業の質は?」
・学力「ギリギリで入るとついていけない説の検証」
・部活動「面白い部活あるかなー」
・行事「辛夷祭、何がすごいの? 自称日本一の体育祭、どこが?」
・どこよりも詳しい三年間の行事予定表
・両校の豆知識・隠語「机にA4が入らない? カラー ̄?」
などなど

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