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TEAM DIARY #1 栗山聖 『BORDERだらけの世の中で』

コロナ禍でチームの活動が制限されるなか、もがきながらも前へ進む選手たちがその想いをつづる新企画、TEAM DIARY BY KAMAKURA INTER。
第1回は 栗山 聖(くりやま ひじり)選手です。

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初めまして

背番号1番 GK 栗山聖(くりやま ひじり)です。
今季から鎌倉インターナショナルFCに加入しました。

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photo by:  マルサ写真


昨年末セレクションに応募し、翌日に吉田GMから電話がかかってきました。熱心に誘っていただいたのが嬉しかったです。
その数週間後には河内監督からGmailで一度話しましょうと連絡が来ました。当時はSNSを通しての一馬さんしか知らなかったのでこれでもかというほど身構えたことを覚えています。尖っている以外の印象がなかったものですから。

セレクションでは林洸太朗(背番号3 髭のDF)と同じチームだったことを覚えています。不愛想でした。緊張してたんかな。
対照的にノリ(横地紀幸 背番号23 センターわけで左利きの人)はすごく馴れ馴れしく話しかけてきました。

どれも遠い昔のことのようです。
名前を出した人とも、出していない人とも徐々にチームになって仲間になっているような感覚があって、幸せにサッカーが出来ています。

クラブの新しいビジョンや、一馬さんや既存のメンバーと話していくうちに、このクラブと共に成長したいという思いが強まりました。
今はそのプロセスの中で、充実した時間を過ごせているような気がします。

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現場にいる者として

昨年から蔓延しているコロナウイルスは今も収束の気配がありません。
私たちもチームとしての活動を制限されています。

しかし最も切ないのは、鎌倉インテルに関わってくださる方々に、私たちのサッカーを見せられないことです。

インテルを支えてくださる方がいかにたくさんいらっしゃって、それがどんなに尊いことかと日々感じます。


鳩スタ予定地の草刈りではこれほど多くの人がインテルに関わっているのかと驚きました。

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街中にインテルのポスターを見かけることも多くなりました。

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photo by:  shuyaman


この店の人はインテルをしっています。
しかしおそらく僕たちのサッカーを観たことはありません。


クラファングッズを身に着けたツイートをよく目にするようになりました。
このユニフォームを着た人が会場に来れるのは一体いつになるでしょうか。

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支えられて初めて、鎌倉インテルのサッカーが成り立ちます。
その現場にいる者として、感謝しなくてはならないし、サッカー選手としてそれを表現し届ける必要があると思っています。

今は、画面を通した結果でしか、支えてくださる方に僕たちのサッカーを伝えることはできません。だからこそ結果にこだわって戦いたいと思います。
そしていつか、皆さんを感動させるようなサッカーを、目の前でお見せします。
そのためのプロセスを、コロナ禍であろうとなんだろうと地道に踏んでいくことを誓います。

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CLUB WITHOUT BORDERS

今僕たちを取り巻く環境はボーダーだらけです。

コロナ禍でチームとして活動できる時間は減り、またいつサッカーを取り上げられるかわからない状態です。

サッカーチームとして非常に困難な状況だと思います。

そうでなくても仕事との両立、決して満足はいかない練習環境。
時に仲間とぶつかることもあります。何を考えてるかわからないこともあります。価値観の違いと言ってしまえばそれまでです。
誰が言い訳をしても、不満を並べても責めようのない状況かもしれません。

しかし僕たちはビジョンを背負っています。

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どんなに過酷な状況に置かれてもそれを越えていく必要があります。

クラブの最前線に立つものとして、このビジョンを体現していきたい。
コロナ禍すら、それを表現する恰好の舞台であると思っています。


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photo by: Kazuki Okamoto


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