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TEAM DIARY #5 藤田航規 『サッカーを続ける意味』

コロナ禍でチームの活動が制限されるなか、もがきながらも前へ進む選手たちがその想いをつづる企画、 TEAM DIARY BY KAMAKURA INTER 。
第5回は 藤田 航規(ふじた こうき)選手です。

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こんにちは。

鎌倉インターナショナルFCの藤田航規です。

昔まではnoteをたくさん書いており、とにかく自分が考えていることを発信しようとしていましたが、久しぶりに書くとなかなかに緊張します。

書こう書こうと思い、どんどん時が過ぎてしまい、敏腕マネージャーの榎本弦君からの「早くしてください!」という激しいプレッシャーを受けているので、思いを綴ろうと思います。

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photo by: Kazuki Okamoto

自己紹介

自己紹介を少しさせていただくと、鎌倉インターナショナルFCには2018年の3月頃から関わらせていただいており、かなり古株になってきていますが、まだ25歳の青年です。

10人ほどしか選手が在籍していなかった頃からこのチームにはお世話になっており、社会人サッカーというものは鎌倉インターナショナルFCでしか経験したことがありません。(それくらいチームを愛しているという意味です)笑


普段は、スポーツ関係の仕事をしており、ファンと選手を繋ぐような仕事をしています。

この仕事に就く理由は色々あったのですが、実はアメリカに数年サッカー留学をした経験があり、そこでの出来事が大きな理由としてあります。

当時は全く無名でアメリカでも4部とか5部くらいに位置するチームに所属していたのですが、地元ファンぽい人達はよく試合に応援に来てくれていました。

あるファンの方が試合後に自分に近寄って来てくれて「今日のプレーに対するチップだよ」と言って20ドル札をくれました。この一見なんでもない出来事が自分にとってはかなり衝撃で、初めて自分のプレーに対して価値を感じてくれた・今まで自分のためだけにサッカーをしてきたのに、それが他人のためになるんだと実感をした瞬間でした。

このことから、選手としては自分が育ってきた鎌倉で、鎌倉の人達に何か少しでも感動を届けたいですし、仕事では自分が味わった感動体験をより多くのアスリートに実感して欲しいと思って活動をしています。

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コロナ禍の活動

そんな思いを持ち続けている自分にとって、今のコロナ禍の活動はなかなか難しいところがあります。

昨年だと、うちわを配ったり、知り合いの方に試合を見に来てもらったりたくさんの接点があったのですが、今はSNSくらいしかありません。

自分が点を取っても、反応してくれる観客がいないのはすごく寂しいですし、おそらくプロ選手はもっと感じていると思います。

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今後に向けて

早く鳩スタに集まって、みんなでサッカー談義がしたいですね。

グラウンドに集まって最高に熱くなれる週末、そんな景色を選手全員・スタッフ全員が思い描いていると思いますし、そのために各々が今できることを取り組んでいると思います。

やはり個人的には、自分が今までお世話になった監督・コーチにプレーを見せたいです。特に小学校年代は鎌倉市でプレーをしていたので、あの頃とても厳しくご指導いただき、たくさん走らせてくださったあのコーチやあの監督に、、、笑

今でも頑張っている姿を見せたいです。


まだまだ難しい時期ではありますが、応援していただいている方々にほんの少しでも何かを与えられるようにがんばります。


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