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【観光】対象者を明確にした観光デザイン/日南滞在者との会話から

こんにちは、かまくら優太です!

声を形に、新しい日南。」。
今日も頑張っていきましょう!

昨日、日南に半年ほど滞在している人のお話を聞く機会がありました。

この半年、車の免許がないにもかかわらず、ママチャリで日南を走り回ったようで、いろんな日南の魅力を発見したようです。

仕事の事情で、もうすぐ東京に帰ってしまうらしいのですが、「日南を離れるのが寂しい」と話していただき、とてもうれしい気持ちになりました。

一方、「日南はもっとこうしたほうが伸びるのに」という声も聞きました。

その中の一つに、「日南の観光施設は、しっかりとお金を落とす仕組みができあがっていない」というものがありました。

「油津や飫肥にお金を落とす気マンマンで、行ったのに『全然、お金を使うところがない』と驚いた」そうです。

お金じゃないものの価値もある。そういった声もあるかもしれませんが「地域の魅力あふれる観光を持続可能に提供するため」には、商品やサービスを適正な価格で提供することは必要不可欠です。

また、その方の話を聞きながら思ったのは、日南の観光を誰に何を届けるのが有効なのか、しっかりと分析することが必要と感じました。

例えば飫肥だったら、飫肥藩の歴史について知りたい人というのが思い浮かびます。
県外で「日南出身です」の後に「飫肥藩のあるところです」と言ったら、「あー飫肥藩ね」と理解が進むケースがありました。

観光業のマーケティングの対象として、よく「富裕層」が挙げられますが、富裕層といっても、かなり幅があります。

どういう趣味趣向のひとが何泊何日向けのプランで、どんな旅行をどの程度の予算でしたいのか。

やみくもなイメージで売り出すのではなく、しっかりと対象者を明確化していくのが大事ですね。

モデルとなる人たちを集めて、いくつかのパターンで日南の観光施設を体験してもらい「こうしたほうがいい」「ああしたほうがいい」というのをちゃんと聞いて、ブラッシュアップしていくのも大事だと思います。

民間向けにも、「観光客向けにこういう需要があるんですよ」とデータを提供することも、必要になっていくと思いました。

冒頭の方は「ぜひ、また日南に帰ってきたい」という話をしてくれました。

地域の魅力がもっとたくさんの人たちに伝わるように持続可能な「新しい日南」をつくっていかないといけない!
そう思いを強くしました。

皆さんの声もぜひ、お聞かせください!

今日も頑張っていきましょうー!

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