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犬の道と世界一へのみち

こんにちは。


今日もいらしてくださりありがとうございます。



数年前 「イシューから始めよ」という書籍を読む機会がありました。


イシューからはじめよ:楽天

https://books.rakuten.co.jp/rb/6868931/?scid=we_lne_upc1571


安宅和人氏による著書で、

本の内容はなかなか 私には難しく 抑えられるポイントは多くはありませんでした。


しかし 手当たり次第やっていく犬の道という表現が残っています。


著書のタイトルにあるように、物事は「イシュー」すなわち 解決するべき課題に取り組まなければ遠回りになってしまいます。
この手当たり次第の遠回りの道を犬の道と 著者は言っています。


しかし 最近読んだ梅原大吾 氏の著書の中ではできる限り全てのことをやる。


というように全く相反することが書かれているわけです。


この差が何かというと 抽象度の差になってくると思います。


分かりやすく 言い換えれば 目的の差と言えると思います。


目的が変われば 具体的な手段も変わっていきます。


ビジネスの場合は最上の結果(Best)はもちろん求められますが、それよりもコストや生産性の問題で最善の結果(better)が重要視されると思います。


あくまでも ビジネスは利益を出さなければならないので、時間と労力を収益以上にかけるわけには行きません。当然ですよね。


それに対して 梅原さんは最上の結果を求め続けているということになります。

誰でもできることではなく、自分しかできないことを追い求めているわけです。


そのためには犬の道だろうが他人がやってみて無駄だと思った道だろうが、確認する必要があるわけです。



全く逆のことを言っている人たちを見たとしても、その目的を見れば意味がわかると思うのです。


2歳の子供が転んで駆け寄る親を優しいと見るのか、子供に駆け寄らず心で応援する親を優しい 親と見るのか。


それはその目的 次第だと思います。


世の中この目的を見定められず 、言葉尻だけで反論したり 批判することが多いように思います。


まぁパッパラパー で何も考えずに話をする人もいますけど、相手の話の真意を汲み取れるように ありたいものですね。



今日もお付き合いくださりありがとうございました。

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