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葉見ず花見ず

はみず、はなみず。
ついつい鼻水に気持ちがいってしまうが、、
今年真っ赤に咲いた彼岸花がだいたい1週間でなんともしょんぼりしてしまった。

ああ、花が枯れた。
これはどうしたものか、このまま枯れた風情を楽しむものか?一般的にみたら終わっちゃった。とネガティブな気持ちになるのもなんだかなと、慌ててどうするか調べてみる。
彼岸花は球根で育つ。花を咲かせる以上に球根を実らす事に大きなエネルギーを注ぐそうだ。なんと、花より球根。確かに何年も同じ事を繰り返すにはそうだろう。球根に蓄えるのが大事なんだ。
枯れた花は刈ってる人が多そうなのでそうしてみる。
彼岸花はお彼岸時期に急に地面からつぼみを持った茎がニョロニョロ生えてきて咲き誇った。花が数日で枯れはじめたらその茎の下から彼岸花の葉が顔を出し始めていた。
だから葉見ず花見ず、というそうだ。
彼岸花の葉っぱ初めてみた。
私は今年から彼岸花にどうもハマってしまったようだ。芽吹きがかわいすぎる。愛おしい。
今年花がつかなかった球根はそのまま葉をだして今から光合成で球根に栄養を蓄えるようだ。

私はここの草刈りを5月あたりにはじめた。ちょうど4月に彼岸花の葉が枯れるようで、早くに刈っていたら何も知らずに大事な彼岸花の葉を刈り取るとこだった。
葉っぱだけでこれから冬を越し、春まで球根への蓄えが始まるのだ。雑草とどんな感じになるのかな。
遊歩道脇の彼岸花用の花壇、私は管理したいと手を挙げたのだ。いつもきっちりじゃなくていい。とりあえず手が入っている安心感をかもしだしたい。

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