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趣味ができたのかもしれない!!!(3月13日)

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先日オモコロブロスでまきのさんが紹介していたホタテ貝柱が届いた。早いな〜。さっそくちょっとだけ解凍して水菜と和えて食べてみたが、記事で言われていた通り大変よかった。肉料理と根菜ばかりの食卓に新風を吹き込んでくれるだろう。


後々オモコロブロスの記事にする予定だけど、僕はいま観葉植物にハマっている。社内でも屈指の植物好きであるギャラクシーさんに観葉植物のことについてあれこれ聞いてみたら、まんまとその魅力につられてしまった。

趣味のない人生だったけど、ようやくそれらしき嗜好が生まれた気がする。部屋には試しに買ってみた植物がいくつか置いてあるけど、1週間も立たないうちに、もう新しいものが欲しくなっている。熱しやすく冷めやすいタチなので、ほどほどにしなくてはならない。1ヶ月後には鉢を全て割って可燃ごみに出しているかもしれないし。


シダの仲間リュウビンタイ。これすげー欲しい。鱗みたいな根っこが露出していてくそカッコいい。

新しく芽が映えるときは、羽ピクミンが引っ張るようなゼンマイ状のものが生えてくるらしい。見てみたいな〜。欲しい欲しい。

インターネットをめぐっていろんな植物を見て回っているが、南国的というか古代的というか、そんな生命力あふれる植物が僕の好みらしい。


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ギャラクシーさんの勧めにしたがって購入したソテツだ。かわいいね。買った後にわかったことだが、ソテツも恐竜の時代から自生していた植物らしい。やっぱり僕は古代チックな植物に惹かれるようだ。

僕がよく知っているソテツと形は違うが、これは「サイカス・ディバオエンシス」という品種らしい。「無人島みたいだな〜」と思って茎の部分に触れてみると、ひょろっとした見た目に反して筋骨隆々である。やだ…♡ 硬い♡

本当は鉢に合わせて植え替えをしたいけど、うまくいくか分からないので日和って手が出せずにいる。植え替えには4-5月がいい時期らしいので、それまでに気持ちを整えたい。


あと、これもすげー欲しい。「あつまれ!どうぶつの森」で自分の島に飾っていたのでモンステラ自体は知っていたけど、これは最近流通し始めた珍しい品種らしい。モンステラ・ジェイドシャトルコック。名前かっこよすぎだろ。メガ進化でもしたんか?


観葉植物は通販でも手に入るが、同じ植物でも一つ一つに個性があるので、直接見てみないとその魅力は分からない。

先程のソテツは「買える植物園」と言われているオザキフラワーパークで購入したものだが、同じ種類のソテツが10個ほど並んでいる前で小一時間ほど悩んで決めたりした。

そんな「やっぱり目で見て判断しないとね」という実質的な意義のほか、単純にめっちゃ植物あってテンションあがるし知らん植物との出会いもあるしで、いま都内のグリーンショップを巡りたい欲求が高まっている。



そんな中、二子玉川のグリーンショップ「プロトリーフ」がちょうど本日3/13(土)にリニューアルオープンするという情報を耳にした。「新しい植物買いてえよ〜」と寝床でゴロゴロしてるところにおあつらえ向きのグッドニュースである。

せっかくなので、友人のみくのしんと連れ立ってオープン当日にそのお店に行ってみることにした。朝イチで行けばそんなに混雑してないんじゃないかな。

今朝目を覚ますと横殴りの雨が降っていたけど、僕もみくのしんも植物欲が一切枯れていなかった(植物だけにか? へへっ)ので予定通り朝の10時に二子玉川駅に集合することにした。

お店に着くと目論見通り人もまばらだったので、人混みを気にすることなく悠々と植物を物色した。あいにくお目当ての「リュウビンタイ」や「モンステラ・ジェイドシャトルコック」には出会えなかったが、その代わりにめっちゃめんこい植物を見つけてしまった。

名札がなかったのでどんな植物なのかは不明だけど、そばにある「この植物の育て方メモ」によれば僕でも容易に育てることができそうだ。名前も分からない植物を買うのはいかがなもんかとしばらく悩んだが、「名前も知らないけど、なんか惹かれたんだよね」というのもロマンチックな気がしてそのまま買い物かごにお招きすることにした。

このペースで家に植物が増えていくと、今に部屋中が草木で埋まってしまうだろう。生き物の命を買っているのだから、責任が負えない量にならないよう自制しなければならない。そう思いながら良さげな鉢も買い物かごに追加した。これは鉢だからセーフ。

その店では植物と鉢を同時購入すれば、店員さんが植え替えをやってくれるらしい。植え替え自体は10分程度で済むようだが、それまで店内を歩きっぱなしで疲れていたのでその場を離れベンチで小休憩をとることにした。


ベンチでぼーっとしてた時に気づいたが、その施設内は当たり前のように犬がうろついている。同じフロアにペットと一緒に楽しめるカフェがあるようで、その利用客が犬を連れたまま店内を散策しているのだ。商業ビルの中をリード付きの犬が散歩しているもんだから、今いる場所が屋内なのか屋外なのか分からなくなる。

その間も、今レジでお色直しをしている植物のことが気になって仕方がない。プロが植え替えした鉢はどんな感じだろうか。今頃あの植物は店員さんに引っこ抜かれて一矢纏わぬ姿を見られていることだろう。僕もまだ見たことないのに。えっちだぜ。

植え替えの出来もそうだけど、僕が選んだ鉢と植物との相性も気になる。何せ名前も知らないのだから、お似合いの鉢を選べたかどうか自信がない。どんな植物かを把握していればそれにぴったりの鉢を選ぶことはできたはずだ。熱帯で育つ植物にはトロピカルな鉢が似合うだろうし。ただ、友人と買い物にきたテンションも相まって、「あえて知らないまま鉢を買うのもオツよね」みたいな選び方をした。別にオツではない。

しばらくして、植物を引き取りにレジを再訪し、ワクワクしながら「植え替えをお願いしていた田中ですけど…」と伝える。先程のレジ担当者は不在で、別の店員さんが対応してくれた。


「田中様……あ、ソテツをお買い求めの方ですね」



ソテツ?



あ、こいつソテツだったの?



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ダブった。

品種も形も違うので全く気づいてなかったが、僕はまたソテツに惹かれていたらしい。裸子植物にしか目がないのか。「いろんな植物を買いたいな〜」とか思ってたのに、観葉植物にハマって2週間でもうワンペアできてしまった。

思わず店員さんの前で「ソテツ???」みたいな顔をしてしまったので、向こうも困惑してた。RPGだったら「これはすでに装備してるけど、本当に買うかい?」と言ってくれたのにな。


店内を隈なく散策した上で選んだものなので後悔はない。でも、せっかくなら別の買えばよかったな。

なので、また近いうちに植物を探しに出かけるつもりだ。買いすぎないように自制はしているけど、ダブリは……ねえ? ダブリはノーカウントでいいんじゃない? ねえ?

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