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なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだ

みんな祝った?



最近、僕がやっているネットラジオの切り抜き動画を作るのにハマっている。↑この回は自分でも何回も聞き直すので真っ先に切り抜いた。

何かピックアップできそうな回はないものかとアーカイブを聴き漁っているけど、その時々の話を割と開けっぴろげに喋っているので、「あ〜こんなことあったな〜」と思えて楽しい。

特にこの2年はコロナの状況が千変万化していく様がラジオを通して仄見えてきて、なんとも言えない気持ちになる。

コロナ禍の黎明期などは「街の人みんなマスク着けてるけど、今どこでマスク売ってんの? どこにも置いてなくない???」と愚痴ってたりしてるし、GoToEatキャンペーンで損だ得だと喚いている様子も残っている。あったな〜そんなキャンペーン。

一緒にラジオをやっているみくのしんは「80歳になってから聞き直すためにラジオをやっている」と言うけど、案外その意味はあるのかもしれない。老後の資産としては無価値だけど。


例えば今年の春にしゃべったことも結構忘れてたりする。

この回は隣人トラブルについて鬱憤をぶちまけたが、「あれからもう半年になろうとしてんの!?」と新鮮な驚きがある。

知らない人のためにかいつまんで説明すると

・夜な夜な怒声をあげながらFPSゲームをやっている
・ベランダとかじゃなく、アパートの廊下でタバコを吸ってたりする
・ゴミ集積場でサングラスを叩き割っていた
・アパート前の平地でパルクールのような挙動をしている
・アパートの入り口にあるブロックに最終局面のゲンドウみたいな座り方をして、出入りする住人を睨みつけてくる
・↑この時タバコも吸ってるし、缶コーラを床に流して吸い殻の火を消している
・上記の奇行に加えて、夜中も真っ青なライトを照らしているので違法なハッパを育てているとしか思えない

みたいな隣人がいて、たまりかねて不動産屋にチクリの電話を入れた…という話だ。

ラジオでは、ことの顛末(不動産屋が「そいつには今、退去要請を出している」と伝えてくれたこと)を喋っていて、快哉を叫ぶ僕の声が記録されている。懐かしいな。これもう半年前の話なんだ。


後日談というか、結論からいうと、このあと不動産屋は何も対処してくれなかった。多分、電話口で調子のいいことだけ言って僕の溜飲を下げようとしたんだと思う。

こうして記録に残っているので、事態の経過が把握できるのはありがたい。もし次に電話することがあったら「あれから半年経ったんですけど…」と切り出しやすいだろう。

しかし、僕はもうこの隣人については、とやかく言うのはやめている。

アパートの前の道で、仰向けに大の字になって寝そべってタバコを吸っている姿を見かけてからは、なんかもう専門家の助けが要る人だと思っているからだ。

僕や不動産屋が対処できる域を越えている気がしてならない。


ラジオへのモチベーションが著しく下がっている頃の音源も残っている。聞き返すと恥ずかしいな。今ではこんな気持ちもなくなったけど、こうして自分の気の持ちようまで定点観測できる。ブログかよ。

ラジオに関してはとっくにやめ時を見失っていて、「今まで続けてきたから」の理由だけで勝手にズルズルと延命している。

これ以上続けても、特に何も起こらないだろうけど、「これまで続けてきた分、今やめるとなんだかもったいない」の気持ちだけでなんとか形を保っている。典型的なコンコルド効果だ。

話は変わるけど、なんでこの状態のことを"コンコルド"効果と呼ぶのだろう。

調べてみると、コンコルドという超高速旅客機の商業的な失敗になぞらえた言葉らしいけど、いうほど「コンコルド」に損切りを渋った挙句大失敗したイメージあるか?

俺なんか、いまだに「コンコルド=カッケー飛行機」のイメージしかないよ?

心理学の用語って直感に合わない名前多いよね。カクテルパーティ効果とかさ。行ったことないから分かんないよ。カクテルパーティなんて。



映画クレヨンしんちゃんの記事を更新した。初めから更新性のある記事として書いたものなので、多分これから毎年追記・修正していくことになると思う。

記事中でも言っているけど、今年のクレヨンしんちゃんの映画は凄かった。ミステリー好きだからかもしれないけど、万人が楽しめて、かつ大人が仰天する痛快なクレしん映画が久しぶりに出てきたように思う。

そもそもミステリーって殺人事件が起きてしまうと人が死んでいる分ず〜っと陰鬱な雰囲気が漂う事になる(し、それを軽視するミステリー作品は好きになれない)んだけど、かといって人命に関わりのない事件を取り扱うとどうしてもスケールが小さく感じられて物語の推進力がなくなる…みたいな二律背反の印象を抱くことが個人的に多い。

だけど、この映画はクレヨンしんちゃんらしい重量感でミステリーが楽しめて最高だ。

疑わしさが晴れた容疑者って物語上はもう不要なんだけど、そんな謎解きの捨て駒になるようなキャラもいなくて均一に可愛く愛おしく思えてきてそれも嬉しい。そして、それものちに展開される「青春」の一幕の下準備に過ぎない。

ミステリーの構造が単なる謎解きパズルを超える機能を有していて、クレしん映画云々とか抜きにしてミステリー作品として一定の敬意を払うべき作品だと感じた。


あと、謎解き部分の感じというか、事件が起きているのにあくまでコミカルな空気が常に漂っていたり、容疑者たちが満遍なくキャラ立ちしていて全員を等しく好きになれる感じが、すごく「逆転裁判」っぽいなと思った。

案の定、監督がインタビューで逆裁の影響を受けていることを明かしていたけど、僕は「逆転裁判」も「天カス学園」も好きなので、多分言語化できない範囲で何か共通したイズムがあるんだろうな。


いい映画だったし、久しぶりにミステリー作品を読み返したくなった。「全てがFになる」とか全然覚えてないもんな。



先日、どうしようもない出来事がありました。

いつもなら、僕がやっているネットラジオで話して溜飲を下げるところなんですが、これがどうもいろんな事情があってオープンな場所では言えないんです。

でも、誰かに聞いてもらわなきゃしょうがない。せめてあなたにはかまどがこんな目に遭っていると知っていてほしい。じゃなきゃわりに合わない。

なので、以下にクローズドな場所を設けてその話をします。


聞いてくれよ。

俺が一体何をしたっていうんだ。


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