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19年卒入社式(祝辞全文公開)

4月ということで今年もこの季節がやってきました。そうです、入社式ですね。僕は今年の入社式に人一倍懸ける思いがあったのですが、理由としては去年の入社式の際のスピーチが上手くできなかったことです。

よくよく考えてみるとノープランな僕が悪いのですが、入社式という場で代表取締役として話すことがなく、以前プレゼンについて書きましたがまさしくあれの中の要素であったことがほとんど出来てませんでした。
それでも一般的なレベルよりは良い挨拶だったと思いますが何より自分の中で準備不足から納得がいかなかったのは確かです。
こちらプレゼンについて。

今回こそはといろいろ考えて当日に臨みましたがあるアクシデントが。

声が出ない!?

先週末は宮崎拠点スタートからのイベント視察のため週末は宮崎、大阪、広島、東京でした。またその前はニューヨークからのロンドン、その前は沖縄、その前はシンガポール、その前は熊本とほぼ飛び回ってるために疲れがたまり、喉がやられ、風邪になり、声が出なくなりました。
もう笑い話レベルです。

思い返すとUUUMが上場した時にもいろんな取材を受けましたがその際にも喉をやられてハスキーボイスで応答したことを思い出しました。僕の聞き取りにくい声にテロップを入れてくれたテレビ局の方、その節は大変ありがとうございました。

さて、こうした状況で4月1日はスタートしたわけです。僕がやったことはロキソニンを最終手段として飲み、点鼻薬を指しまくり、喉シュッシュを猛烈にやるということでしたが、なんとか午後には一時的に回復し入社式を迎えることができたわけであります。

当日の流れはこんなかんじ。

また僕からの祝辞はこんなかんじ。全文掲載します。
(ただ、これは言いたいと思い作った文章で実際は少しニュアンス変わってます、暗記からのアドリブで)

新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
社長の鎌田です。 本日はやる気に満ち溢れた10名の新しい仲間を迎えることを大変嬉しく思います。
また、ただの10人ではなく、先ほど新元号として 令和(れいわ) が発表されましたが、それは時代が変わる歴史的なことであり、また皆さんはそんな年に社会に飛び込んでいくということです。

UUUMという会社はそちらにいらっしゃるHIKAKINさんと2人で立ち上げた、まだ創業6期目、企業理念はセカイにコドモゴコロをであり、世の中に新しいこと、楽しいことをコンテンツを通して伝えていく会社です。
先程も伝えましたが、この世の中というのは非常に混沌としており、情報社会の中でどんどんと情報がふえていきます。まさに正しいものすら判断しかねる時代です。

そんな中で、みなさんには私から、今回、『真実一路』という言葉を贈ります。これは『自らが正しいと信じる道を貫き通す』という言葉です。
これから社会人になり、先輩やまわりの同僚、また本を読んだりする事、などから学び、自分は何をすべきかを必死に考えると思います。
そしてそのやるべきことは、たとえ周りの人に反対されても、それを信じて突き進んでいくと、必ずや目標を達成することができる、私はそう信じています。また私自身もそうやっていまここに立っております。

また道の途中にはたくさんの壁があり、投げ出したくなることももちろんあると思います。 ただ、ただ、 そこは壁が壊れる一歩手前なのです。 そこで投げ出さずにチャレンジすると壁は壊れます。
その壁が壊れた景色は皆さんの人生においての財産になります。

そんな皆さんを心から応援しております。 皆さんの入社を心から歓迎し挨拶とさせていただきます。
改めて本日は本当におめでとうございます。

僕の後には前回紹介した我が社の取締役陣からも挨拶があり、みんな良いこと言ってた。(↓取締役たち)

その後は辞令を渡し閉会に。みんなで記念撮影もしました。
(プライバシーなので僕とHIKAKINさんの写真で)

入社式も無事終わり、その後は懇親会です。今回の新卒は10名でしたが、そのうち何人かはインターンとして卒業前から勤務していたりといろんな人達が一同に混じった会でした。
食事をしながら、一人一人の挨拶、その後各テーブルごとに新卒から代表で一つ質問をもらうというコーナーでした。僕のテーブルは僕への質問でした。

「鎌田さんが前職サラリーマン時代の時はどう気持ちで仕事をしていたか?またいまのUUUMの社長として、当時の自分を見た時にどう思うか」

・・・・
なんてしっかりした質問なんだ。僕はてっきり好きな食べ物なんですか?レベルを想定していたのでなかなかでした。笑
僕の答えは下記です。

質問ありがとう。
前職の時として、2つのフェーズがあって、最初は19歳でたまたまフロームAを見て入った会社が光通信という上場企業だった。何もない僕を拾ってくれたという想いが強くて何か会社に貢献できないかと必死だったなと、当時はパソコン使えなかったし。
26歳くらいで役職も上がりまわりを俯瞰して見れるようになった、仕事はめちゃくちゃ辛かったけどそれでも辞めたいとは思わなかったし、自分のスキル、レベルが上がっていってるのがわかったし、やりがいあった。

そんな自分を今の社長という立場で考えてみると1つだけあるのはもっと会社を上手く使えばよかったなと。僕らの会社ってまだ6年しかなくて、そんな中で女性社員が結婚したら復帰できる制度がないから...と言われたことがあった。
そんな時は制度をつくってしまえばいいと言って僕らは制度を新しく作ったんですよ、誰も制度を作っちゃだめとか決まりないし、会社もまだ若いんだし。こういうこと1つでも今であれば会社というものをうまく使っていろんなことができるけど、当時の僕はそこまで考えつかなかった。
これはよく僕が言うことですが、一生みんなUUUMで働いてほしいと思っています。本当に。ただいろんな事情で離れることもあるしれない。ただ、せっかく一緒にいる期間があれば、僕は社長という立場でみんなのチカラを借りて会社を大きくするし、その分、社員みんなも会社を使って自己成長だったり自分の人生にプラスにしてほしい。
僕は本当にそう思っています。

と、なんかガチな回答をしてしまった。笑
こういう時間を過ごしながら懇親会も無事終わりました。

入社式というものは新卒を迎え入れるということだけではなくて、僕たち社会人が改めて自分を見つめ直す、そういうタイミングなのかもしれないですね。

桜舞う季節今回も八芳園は綺麗でした。


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