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テレビとネットのどちらがコンテンツ制作として面白いのか??水曜企画 note対談 高須光聖さん vol.2

先週に引き続き、水曜日は対談企画です。
第一弾、高須光聖さんをお招きしての後編です。前編をまだ読んでいない方はこちらから!


それでは編集、構成は鎌田ですので不慣れですが、今回も最後までお付き合いください。




地上波とネット配信、どっちが楽しいですか?

鎌田:高須さん、ドキュメンタル(鎌田メモ:Amazonプライム・ビデオで配信中のお笑いドキュメンタリー)とか、地上波以外のコンテンツが、ピンポイントでというより、そういう流れみたいなもの、あるじゃないですか。

高須:ありますねぇ。

鎌田:かつては地上波が凄く強かったわけですが、いろんな理由から、コンテンツがNetflix、Amazonプライムなどのサブスクで作られるようになったりしています。高須さんは今このコンテンツの流れをどう見てますか? 出来ることと出来ないことで言うと、ネットの方が自由って話かもしれないんですけど。

高須:はいはいはいはい。

鎌田:でも、それでいいのかって、僕は思っちゃったりもしますし。

高須:僕からすると、出しどころが増えるのはむちゃくちゃ嬉しいし、ありがたいなと思うんですよね。

鎌田:単純な話、そうですよね。

高須:今まではラジオ、テレビ、映画、ライブしか無かったのが、配信、インターネットで拡散してもらえる。勝手に拡散してもらえるというか、みんなが共有してくれるんですねコンテンツを。そうすると、コンテンツにもっと触ろうとしてくれるというか、単純にタッチポイントが増える。
こういうのは、地上波じゃありえない。僕、地上波に対して文句しか言ってないみたいになるけど(笑)

鎌田:(笑)

高須:ネットでコンテンツを触ろうとしてくれる人達には、ウェーブ感(流れ)があるじゃないですか。星野源さんがああいう時にちょっと自分のYouTubeに自分の映像をながすと、みんなが、ワァーーーっと連鎖していくように。

鎌田:はい。

高須:あのウェーブ感、連鎖していく感じは多分、地上波では実感しがたいですよね。すごい人数に見てもらってもリアクションが見えない

鎌田:なるほど。

高須:体感としても残らない。昔、テレビしかなかったときは、テレビに出たものが翌朝電車の中とか学校で広まる、とかあったんですけど、そういう事とも違って、今は、ブァーーーっと連鎖していくのが目で見えるし、可視化できてるから、そのなんか・・・。

鎌田:コンテンツへの触れ方。

高須:そう。触れ方と喜び方と、って言うのは何か、独特のもんなんだろーなーと思うんですよね。だからそれはそれで面白いし、いいなーと思うんですよね。
後はまあ、NetflixとかやっぱAmazonとかもそうですけど、ああいうことがあるので。こないだね、ほんとつい2日くらい前、吉本さんから連絡がきて、FREEZE(フリーズ)(鎌田メモ:Amazonプライム・ビデオで配信中の「動いたら負け」がルールの忍耐テイメント)っていう…

鎌田:見てますよ。

高須:あれ、フリーズの2がなんか賞取ったんですよ。アジア最大のテレビ…えーっとね「アジア・テレビジョン・アワード」。本当に凄いらしく、アジア最大のテレビアワードらしいんですけど、韓国とか中国とか、インド、オーストラリアなども参加してて。
「オリジナル・デジタル・エンターテイメント・プログラム部門、最優秀賞」みたいな。なんかこれ凄い事らしいんですよ〜って連絡がきて、えぇー!そうなの?って言って。

ドキュメンタルもすごいですよね、Amazonだからもちろん海外で配信もされてますけど、(リメイクされた)メキシコ版とか、オーストラリア版とかも出来たりしているので。



高須:もう勝手に。多分、昔ならテレビ局のものだと、なかなかそうはならなかったけど、(コンテンツへの触れ方が)勝手に連鎖していって。

鎌田フォーマットが勝手に一人歩きしていった。

高須:そうなんですよね。フリーズもこうなると、アジアで売れると思うんですよ。今までだとテレビコンテンツに英語の字幕を入れ、どこかに委託し、しかも採用されないと海外の人の目にふれる事ができなかったが、アマゾンやネットフリックスだとあっと言う間でしょ。しかも“フォーマット化”しやすくなって。海外へのタッチポイントが増えるのは嬉しいですよね。テレビ地上波では時間がかかって、なかなか難しかったものが、立ち上げてそのまますぐ飛んで行けるので。

鎌田:うーん(笑)

高須:そう言う意味じゃあ、地上波とはまた違う形のスケール感をもったコンテンツが、Netflixや Amazonでは撮れるなと。

鎌田:ビジネスの仕方が、地上波だと製作費いただいてですもんね。

高須:そうですね。

鎌田:Amazonだと、出演料いただける形ならそれもいただくし、フォーマットになっていくと、別の形でもまたお金入ってくるじゃないですか。

高須:そうなんですよね。

鎌田:凄いですよね。

高須:凄いですよね。あと、配信権はたとえば2年間とかロックされてて、あとはこっちにくると思うんですよね。ということは、地上波だったらテレビ局が持っていたものがこちらへ戻してくれるって、僕らにとってそんな有難いものはないですよね。

鎌田:(笑)

高須:2年我慢したらそうなるの?!みたいなねえ。

鎌田:また、別の形でマネタイズもできるし。

高須:そうなんですよ。それって凄い事だなって思って。だから方法論としては、出しどころが結構あるので「あっこういうものはこっちに向いてるんじゃないのかな」っていうの凄くやり易いし、楽しいですね。

鎌田:テレビの番組作るのとネットの番組作るの、どっちが楽しいですか?って質問した場合、聞いてる限りだと、ネットの方が楽しいみたいに聞こえますね。これは書いていいのかわからないですけど。(鎌田メモ:結果、OKもらったので書いてます)

高須:もちろん全てではないですけど、ネットの方が今はワクワクしますよね。さっきも言いましたけど、海外への広がりも早いですし

鎌田:うん、やっぱりネットの方が楽しいんですね。

高須:そうですね。やれる事も沢山ありますからね。

鎌田:ですね。




裸一貫のYouTuberを尊敬する

高須:みんなYouTubeやった方がいいと思いますもん

鎌田おっ!高須さんのYouTubeチャンネルが。

高須いや、僕はやらないですよ、今んところはね。

鎌田:あ、高須さんがプロデュースした何か番組みたいなことですか。

高須:そんな大層なものじゃないですけど、ちゃんとやってみたいことが見つかったら試してみたいですね。ちゃんと本気で作らないとYouTubeって、小手先でやっても絶対ダメじゃないですか。小手先でやってるものがことごとくダメになってるし。「お金儲けが簡単にできそう」と思って来た感じの人達のものは見る気がしないんで。

鎌田:うーん。

高須:僕はですよ!

鎌田:もう、あれですね。何周もした後の高須さんだから。

高須:ですかね。

鎌田:目の前の簡単な事をしてる人達のは見たくないんですね。

高須:なんか、いいやーそんなのーって。
そんなことやるぐらいなら、もう絶対に誰も見ないけど、たまたま見つけた人だけが大爆笑するようなものを作って欲しいって思うんですよね。

鎌田:なるほど。

高須:その方が突拍子もないことが起きそう、僕らが想像も出来ない所までジャンプする可能性があるから、滞空時間が長いものに結果的になるんじゃないかなって思う。本当に沢山の人が面白いって思うものにひっつかない方が絶対にいいと思うんですよね。

鎌田:なるほど。僕も2013年に会社を作って以来、色んな方にYouTubeやった方がいいですよって言ってきて、去年、吉本さんとも提携させてもらったし、コロナの影響もあって色んな方がバーってYouTubeはじめられましたよね。さっき高須さんが仰った通り、何となく始めた有名人も沢山いるけど、一方で、屍もめっちゃ多いんですよね。
僕ら、よく新聞記者とかに「芸能人が参入してきたら、昔からいたYouTuberは危ないんじゃないですか?」みたいな質問されるんですね。

高須:そんなことないですよね。

鎌田:ま、「いえ、チャンスです」と色んな説明をするんですけど。高須さんからしても、必然だと思うんですよ。地上波はなかなか撮影も出来なかったし、芸能人・著名人が自分達でYouTube始めるっていうのも、普通の流れかなって思うんですけど。高須さんその流れについてとか、コンテンツについて何か思うことありますか?

高須:YouTuberっていう人達を嫌う人たちもいるだろうと思うけど、さっきも言ったけど、YouTuberって何のしがらみもなく自分たちで編集して、その結果お金が入るから、好きなことやれるじゃないですか。

鎌田:うん。

高須:で、それはそれで、大道芸のような感じで、そうやれてる姿が僕は美しいと思うので。もちろん常識やモラルがしっかりしていることは大前提ですよ。

鎌田:そうですね、何でも炎上は違いますからね。

高須:そう、それはダメだけど。しっかりともの言える状態で、何の鎧も着ずに素っ裸で戦っている人って尊いと思うので。

鎌田:へぇー。

高須:表面的なことばかりいう人のコメントは、こっちに届かないっていうか…

鎌田:なんかその、綺麗にこじんまりまとまっているものはいらないって言う事ですよね。

高須:そう、僕は、そんな事よりも「ナニ?!こいつぶっ飛んでる!」っていう人のコメントを聞きたいし。昔ニュースステーションで、ヤスシ師匠が生放送なのに酒飲みながら、あの人だけの価値観でしゃべり切ってるのを見てて、めちゃくちゃ面白かったですんですよ。

鎌田:うん。

高須:無茶苦茶やなーって思いながらも、なんか憎めないというか、勝新さんもそうですけど「ナニ?!この人」っていうカリスマたちが沢山いて面白かった。そのカリスマたちもテレビではなかなか生きられなくなってきたんで、これからはネットの中からカリスマが生まれてくるかもしれないですよね。そうだ僕、YouTubeって凄いなーって思ったのは、あのーピコ太郎の時に凄いなって思ったんですよ!

鎌田:ああ、あの拡散していったさまがですか?

高須:「こんなことになんの?」っていう。誰も思ってなかった、本当に野茂みたいな感じでね。あれ?急にこんな人になっちゃうの?みたいな。

鎌田:気がつけば、ノーヒットノーランかましてるみないな。

高須「あれ、通用すんの?!」みたいな、それを、アッと言う間に飛び越えていってるさまが凄いなーって思って。これはやっぱりYouTubeの力だなと思うし、配信の力だなぁと思って。これ多分テレビからはなかなかそこには辿り着かないし、独自の方法で、あれをテレビで流すって、もう多分1回流したら終わっちゃうから。それを拾い上げて…とか、うーんなんか、テレビというメディアじゃなしえなかった気がするんですよね。

鎌田:なるほど。

高須:独自のものを、誰もが笑うことじゃなくて、本当に自分が好きな事をやって欲しいな。

鎌田:なんとなくYouTubeでこれやったら再生されるよじゃなくって、一点突破のやつみたいな。

高須:そしたら僕はテレビで扱いたいんですよ、その子らをフィーチャーしたい。「おもろいこと考えてんのよ」って。
ほぼほぼの人が「えぇ?!」って思うけれども、ほんとに一部の人が大爆笑するような事をする人をピックアップしたいですね。

鎌田:ほんと、去年からのトレンドで言うと、人気ある人、というだけでやると絶対に失敗してて。例えばDIYとか釣りとかでYouTubeやった人が結果的に有名人っていうと伸びるじゃないですか。ネットではコンテンツがカテゴライズされていっているので、一点突破じゃないと。YouTubeも相当ジャンル分かれてきてますから。

高須:ほんとそうですよね。そんな甘いもんじゃないだろうし、そんな簡単にお金儲け出来へんし。

鎌田:(笑)

高須:でも、まあ、面白い場だなーって思いますけどねー。

鎌田:まだ可能性は無限大にありますから。


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2021年、高須さんは何をしていきますか?

鎌田:これが最後の質問になるんですけど、今年、今、高須さんが目標としていることというか、何かやりたいこと、なんかのかなーって思って。

高須:はいはい、こんなこと言いながら最近、リアルが好きなんですよ!

鎌田はい?!

高須それこそ島根県の地方創生として、大昔からあったお店のリブランディングとか
手つかずな地方の資源とエンタメを融合させてみたりとかいろいろやってます

鎌田:へぇーーー!

高須:出雲大社さんの総代の方と一緒にビジネスをさせてもらっているんですけど昔、鉄を作ってたらしいんですよ。

鎌田:鉄?

高須:そう、鉄。「もののけ姫」の中で「タタラ場」というのが出てくるんですけど、そのモデルって言われているところで、約1400年前から作られてたんですよ

鎌田:ほーーー!

高須:ずーーーっと鉄を作ってたんですけど、その時、何度も爆発事故があって、雨や気候の変化で急に冷えたりとかが原因らしいんですけど、当時はそんなこと分からないんで、火の神様でもある熊野神社から神聖な火をいただいて鉄を作ったそうなんです。
その火は御神火(ごしんか)と言って、本来なら絶対に外に出せない火なんですけど、その家には5つぐらいのランタンに分けて、今も消えないように守られているみたいで。

鎌田:オリンピックのアテネから来るやつみたいですね。

高須:そう、凄いでしょ。その火が使えるのは出雲大社さんと、そこぐらいじゃないですかね。

鎌田:うん。

高須:で、その家が持っている御神火で、僕ら花火をやろうって事になって去年あげたんですよ、「御神火花火」っていう、コロナでこういう時だからこそ、神聖な火であげた花火で、空からお清めをするような、そんな願いを込めて上げたんです。それが効いているのかどうかわかりませんが、47都道府県で島根県だけコロナでの死者がいないんですよね。

鎌田:ふーーーん!

高須:その花火もそうですが、御神火をつかって様々なことをやろうと今いろいろプランを立てているところなんです。

鎌田:全然番組コンテンツ、ネットじゃなくて、オフラインのリアルな。

高須リアルなものの方が、ブランディングしっかりして立ち上げていければ、そこから色々できるんですよね。

鎌田色々できる種ですよね。

高須:そうなんです。そもそも出雲大社ってあんなに有名なのに、参道が今一つ栄えてないんですよ。三重県のお伊勢さんみたいに参道の色んなお店でお金を落としてもらいながら神社まで辿り着くみたいにしたくて、いろいろ考えているんです。

鎌田:へぇー。

高須:それは、何でかなって言ったら、本殿の近くに駐車場があって、みんなそこまで車で行っちゃうんですよね。

鎌田:なるほど。

高須:でも、実はちゃんとした歴史があって、その4つくらい手前に大きな鳥居があって、参道のいちばん端には勢溜(せいだまり)って言って、勢いが溜まる場所があるんですよ。

鎌田:ふぅーーーん。

高須:色んなものの勢いがいちばん溜まるいわゆるパワースポットなんですよ。せっかく出雲大社まで来たらここからスタートしないともったいないっていう場所なんですよ。

鎌田:うん!

高須:その「勢溜」が世の中に全然知られていなくて、こんな凄いものがあるっていうのに。

鎌田:そうですね。

高須:旅の雑誌にも全然載ってないし、文字だってどこにも書いてないんですよ。

鎌田:へー!

高須:僕はそれを聞いた時に「いや!これは勢溜をもう1回世の中に広めて、勢溜っていう言葉をもっと知ってもらわなきゃダメだって!」って思ったんですよ。そんな凄いものがあるのに、誰も使ってないですからね。

鎌田:(笑)

高須:で、僕、手洗い場を再現させてもらって、そこに「勢溜」って書いてもらったんです。そうすることで勢溜というパワースポットをしっかり可視化させて、いろいろな旅番組や旅雑誌に取り上げてもらえるんじゃないかなと。今はとにかく勢溜復活プロジェクトを成功させたいですね
島根ってほんと凄いのに、手つかずなものが多くて。
そんなものを一つ一つ掘り起こしながらいろいろやらせてもらっています。




リアルのお仕事を手掛けるのは運命

鎌田:たまたまお知り合いの方がいて、繋がりがあって出雲だったんですか?

高須:そうなんですよね。これ凄いのが…うちの事務所あるじゃないですか。

鎌田:赤坂にありますね。

高須:うん、でね、出雲から来られた方が、うちの事務所で打ち合わせしてて、わぁーって喋ってて。
松平 不昧公(ふまいこう)って言う殿様がいたんですよ。島根の殿様で抹茶大好きな、ほんとお茶狂いな方がいたんですよ。で、その方が、まー言ったら島根の文化を作ったみたいな人なんですよ。

鎌田:はい。

高須:抹茶でも、宇治は3回まわしたりして、茶碗のいちばん良いところを相手に見せて、とかあるじゃないですか。島根のお茶はいちばん良いところ自分が口つけるんですよ。

鎌田:ほう!

高須:殿様の飲み方です。だから回さないんですよ。全然違う。抹茶は宇治って感じになってますけど、島根も抹茶が凄くて、宇治よりも一軒当たりの茶器と、点てるもの…ど忘れした、

鎌田:はい。

高須あれ(鎌田メモ:あれ、調べました。茶筅/ちゃせん ですね)の一軒当たりの数、多いのは島根なんですよ。

鎌田:へえーーー!

高須:島根、そんなんがあるのに、それも知らなかったんです僕。初めて知って初めて聞いて、へーこんなことを何でー?って話をして。

鎌田:(笑)

高須:で「抹茶を盛り上げないと!」って言う話もしてて、その時に「うちの事務所のところも確か松平だったなーっ」て古地図のアプリをびやーーーっと開いたら、出雲の松江藩の場所だったんですよ。

鎌田:えっ?

高須:簡単に言うと松平藩の、松平不昧公が参勤交代で江戸に来たときの屋敷があるところが、うちの事務所だったの!

鎌田:(笑笑)

高須:皆んなビックリして、その人もビックリして、エェーーー!って言って。古地図バーって開いたらワァー島根やーって言いながら。

鎌田:ほぉーーー!

高須:だから凄い縁ですねって話してたんですよね。

鎌田ストーリーありますね!!

高須:そうなんですよ、運命を感じるじゃないですか、これはやるべきだ!と思ってね、僕も一所懸命やらせてもらってて、ほんとに楽しいんですよねー。

鎌田:何か全然さっきの話じゃないですけど、コンテンツとはまた、いやコンテンツなんでしょうけど、それもまた。

高須:僕ん中ではねー。

鎌田映像とはまた違うところからまたスタートしていくの面白そうですねー!

高須:面白いんですよー!無茶苦茶、面白いんですよ!!花火もイベントとしてどう作り上げるかも、面白いですし、いっこ種を作って、それをしっかりブランディングしながら、広く外へと連鎖していくように、皆んながそれを触りたくなるようなコンテンツに仕上げたいんですよね。

鎌田:ふふふ

高須:その、種は凄くいいので。

鎌田:料理し甲斐がありますね。

高須:そうなんですよ。今、色んなものを埋め込んどけば、その種がムクムクっと芽を出して、花になった時には、いろんな人達が愛でてくれると思うので、楽しみです。

鎌田:へぇー!:島根の話は聞くまで全然知らなかったし、

高須:はい。

鎌田:それ聞いたら花火見に行きたいなって思いますよね。

高須:そうなんですよ!で、花火大会って暑いし、行ったら席の取り合いだし。だから席の取り合いもやめよう!と思って。ちゃんとお金を出して席も予約できて、ゆっくり行けるようにしたいんですよね。

鎌田:いや!そうなんですね!もう、お金はだすから、見たいんですよね、みたいな。

高須:そうなんですよ!花火って不思議でね、老若男女みんなが大好きな稀有なエンタメなんですよね!

鎌田:嫌いな人いないですよね。ふふ。

高須:いないんですよね!で、そこに僕らは御神火花火っていう付加価値もありますし、プラス当時の浮世絵に描かれていたような伝統花火って、見たことないじゃないですか。和火(わび)って言うんですけど、御神火でそれをちゃんと再現しますので。

鎌田:へぇー!

高須:今ある花火って、今までの技術が全部注ぎ込まれて出来てるんですけど、今から数百年前の当時の人がどんな花火を見てたのかなって、すっごい気になるじゃないですか、みんな見たいと思うんですよね

鎌田:へぇー。

高須:で、そこに音楽とパフォーマンスもつけて、御神火をみんなの前にも用意して、ちゃんとやろうと。

鎌田説明聞きながらみたいですね!

高須:そうなんですよ。ド派手な花火はいくらでもあるんですけど、こういったコンセプトの花火はどこにもないんで、しっかり盛り上げていきたいんですよね。
そんなに沢山入れないで、「落ち着いて見たい、ゆっくり見たい」って言う人達にむけて、しっかり作るって言うのをやりたいんですよ。去年、稲佐の浜っていうとこで、やってきたんですよ。出雲大社の千家さんにも参列していただいて。
本当に素晴らしかったんですよ、それが。



鎌田:なんかいいですね!何かリアルっていう全然違うことをやられてて。

高須そうなんですよ!リアルがめっちゃ楽しいんですよ。

鎌田:(笑笑)

高須:リアルとコンテンツで、まぁ、言ったら配信ものもやれるし、なんか自分の中でなんかバランスが凄くいいんですよね!

鎌田:へぇーーー!コロナおさまったら楽しくて仕方ないですね!

高須:そうなんですよー!まだ言えないこともいっぱいあって

鎌田コロナ終わったらもっと楽しみ増えますね!何かお仕事しましょう!

高須:ぜひー!

鎌田:高須さんありがとうございました!!

以上。



どうでしたか???対談企画。
はじめてやってみましたが、ぼく的には普段自分でnoteを書くよりも何十倍って考えること、手を動かすことがあって、それでもやって自分のためになる、これが自分の仕事、プライベートにめちゃくちゃプラスになるって余計に思えて、そして高須さんとの対談と、嬉しいこと続きでした。

回を重ねるごとにブラッシュアップしていければですね。
それではまた来週の対談noteをお楽しみに!





最後に。
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