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大人の社会科見学としてICI総合センターにお邪魔したお話


久しぶりのnoteを書いてますが、本当はUUUM社員向けなどに最近書き始めてます。

でも世の中的にはこれが久しぶりなのかなと。
前置きはさておき、今回は大人の社会科見学と称して、前田建設工業株式会社さんのICI総合センターのお話をできればと思います。

きっかけはこっそり?やってるラジオで 岩坂さん とお話しすることがあり、その時のお話が本当に楽しく、ラジオの枠を越えてお会いしたいお会いしたいというところから、本当にICI総合センター@取手に訪問させて頂いたわけです。

前段ですが、
UUUMとして、建設業界と何かお仕事をというよりは本当にラジオが楽しく、そのままの勢いで無邪気に訪問したいという気持ちしかありませんでした。

ちょこっとICI総合センターの説明します。

ICI総合センターは、前田建設工業の創立100周年を記念して、2018年に開設されました。さまざまな個人・法人・公的機関による「知のネットワーク」を備えた価値創造のラボラトリーであり、社会課題の解決を促すオープンイノベーションを体現する複合施設です。
https://www.ici-center.jp/

まあ、これはnoteを書いてるのでこんなに詳細に書いてますが、僕的にはいつも通り前情報抜きで、ラジオMCの曽田茉莉江さんと普通に遊びに行ったわけです。

ちなみに曽田茉莉江さんのInstagramはこちら

ここからはICI総合センターの素直な感想を書きます。
あ、その前に当日のアジェンダはこんな感じでした。

13:30-13:50 概要説明
13:50-14:05 ICIラボ Exchange棟見学
14:05-14:30 Garage1総合実験棟・Garage2構造実験棟 見学
14:30-14:50 甚吉邸・W-ANNEX見学
14:50-15:00 ICI Brain Campへ移動
15:00-15:30 ICI Brain Camp見学
16:00-17:30 懇親会@Nest棟

まず、素直な感想を書きますが...


本当に素晴らしいオープンイノベーションセンターでした。

これは建設業界とか関係なく、全ての業種に共通すべき、環境である「外の企業を受け入れることが前提」という場所だったんです。

当たり前ですが、僕みたいな人間は、パッと重機やその環境を見ただけで、何かを理解するのは難しく、その背景やそれが世の中にどう役立ってるのか何て検討もつかないわけです。

そんな素人、異業種に対して、いかにわかりやすく説明できるかを、ICI総合センターの方、そして建物全てが丁寧に語ってくれたわけです。

例えば、風速25mの巨大扇風機があるわけですが、ぼくは真っ先にバラエティ番組を連想します。(本当にしょうもなくてすみません、、)

実際に15mまでの風を体感するのですが、
それはビル風を再現したり、細かい計算のための研究機材なわけです。

次にある部屋に行くと、吸音材がビッシリと敷き詰められており、そこは異様な空間でした。

建造物の中では、木材で防音にして欲しいというリクエストがあり、それを検証するためや、他にも「音」に対するあらゆる実験をするために作られた場所なんだとか。

それ以外にも3Dプリンターだったり、あと書けないですが、様々な研究施設がありました。


ICI総合センター


吸音材が敷き詰められたお部屋



3Dプリンターから出来上がったモノたち

なかでも圧巻だったのは、旧渡辺甚吉邸がICI総合センター敷地内に移築されていたことでした。

白金台にあった邸宅が解体されることになった際に、いろんな建築家の方のご意見(大変貴重なモノで壊すのが勿体無い)と署名が集まり、ここまではある話かもしれませんが、それを前田建設工業さんが、解体の際にそれぞれのパーツを丁寧に引き取り、各業界のスペシャリストの叡智を結集させて、再現させた邸宅を拝見しました。


渡辺甚吉邸


岐阜の資産家であった甚吉さんが、、友達の建築家に「自由に作っていいよ」って発注したお家がそこにありました。

甚吉邸は1934年(昭和9年)の竣工のお家にして、現代にも通ずるこの規模、デザイン、そして、趣きを持った家を僕は初めて見たわけです。

(なんなら普通にこんなお家に住みたい..)

このお家に住んでいたこともですが、本当に再現した前田建設工業さんには脱帽です。

そう、ここで改めて言いたかったのが、ICI総合センターを通して思ったことは、この甚吉邸もそうですが、前田建設工業さんは敢えてみんなが避けて通ることをやってると思いました。

・世の中にない研究施設
・取り壊しになる芸術的な家屋の再現
・全てを開放してるイノベーションセンター

ぶっちゃけ、即時性な売上からは程遠いことをやられてるわけです。

でも、ラジオでも仰ってましたが、本当はビルやあらゆる建造物を建てない、作らないほうが、良い、それがみんなにとって快適であればということを本当に考えて、そして、長いスパンで実行する、それが今回のようなセンターを作ったんだなと思いました。

建設、土木と聞くと、どうしてもハードよりの考えになりますが、前田建設工業さんはハードは必要な時は必要だけど、ソフトやコンテンツ、運用など官民一体のモデルを作るとともに、これから何十年、何百年先の人類の在り方に向き合っていく、そのためにその時代に必要なことをする、そこに行き着いたんだろうなと。

チープな僕の言葉で申し訳ないですが、繰り返しで、ハードはその一部なんだって言われた気がした体験でした。

なので、新規で作るだけではなくて、ICI総合センターの横には廃校があり、そこは研修施設として、リノベーションされてて、社員食堂あり、研修のための宿泊施設あり、フル活動してました。

ちなみに、資材置Barと命名されたBarがあり、雰囲気めっちゃ良かったです。社員さんは安く飲めるようです。


雰囲気ある資材置Bar


そして、なんとなく最近困るのですが、サインしてくれと言われてサインしました。
ここでのサインは著名人ということではなくて、記念という意味ですが、曽田茉莉江さんの後に書いたこともあり、余計に恥ずかしかったです。
(字が汚くてごめんなさい...)


サインさせてもらいMCの曽田茉莉江さんと


最後には色々とまたお話を伺うことができて、お土産にトミカも頂き、至高の体験をさせて頂きました。


UUUMにおいて会長になり、現場100%というカタチではない分のインプットをどうしようかなと思い、はじめたラジオでしたが、このような体験をさせて頂き本当に感謝ですし、これからの経営についてのヒントもたくさん頂けたと思ってます。

業界が違うからこそ、俯瞰して、そして素直に受け入れれるのかもしれませんが。

ICI総合センターは1日2〜3組の見学リクエストを受け入れてるようで、皆さんも良かったら一度見てみて欲しいです。

前田建設工業さんを特別視するのではなくて、日本の技術力、そして安全性など、いつも利用してるものの裏側がわかって大変勉強になることは間違いナシです。

少なくとも僕はアクアラインを見たら前田建設工業さんを思い出しますが、今度バラエティ番組で巨大風力装置を見ても思い出すかもしれません。笑

冗談はさておき、いろんな場面で、普段から利用してるモノ、場所を違った目線で見れる、そんな体験をさせて頂きました。

改めて、前田建設工業の皆様、ICI総合センターの皆様、素晴らしい体験をありがとうございました。
またこれを機会にお仕事もさせてくださいませ!

また今回思ったことで、ラジオもですが、もっとインプットしたいと思ったので異業種の方は特に、「おい!お前!こい!」という意見ありましたはご連絡ください。

無邪気にお邪魔しますので。笑

最後にKBS京都ラジオのリンクだったりを貼って終わりにします、それではー。

リンク集
■前田建設工業株式会社・ICI総合センター 情報
前田建設ファンタジー営業部HP 
前田建設工業株式会社HP
ICI総合センターHP
ICI総合センターTwitter  
ICI総合センターInstagram
ICI総合センターFacebook
※ICI総合センターは、前田建設工業が運営している日本初の総合イノベーションプラットフォームです

ラジオ関連リンク集
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YouTube KbsKyoto2で配信
MC 曽田茉莉江
イラスト 増渕ウナム
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