「会社に機嫌の悪い人がいる」はチームの問題か

「会社にいる人が、なぜか今週ずっと機嫌悪いんだよね。話しかけても嫌な感じだし、困ったもんだ。どうしたらいいんかね」

どこにでも転がってる話だと思うし、自分もよく聞く。そんな時に自分は、必ずこの質問をする。

『それはチーム内の問題ですか?』

「チーム」という表現でピンとこなければ、例え話を持ち出します。

・ランチを買いに行ったら店員が感じ悪かった。
・友だちの機嫌が悪い。
・自分の体調が悪い。

どれに近いか。それによって「どの程度、困っているのか」が分かるし、「自分が解決した方が良いのではないか」という気持ちの強さは変わる。

チーム内の問題であるならば、チーム内のメンバーで解決した方が良い。解決できないなら外部に協力を求めた方が良い。これはチームワークの基本だ。

チームの外側の問題であれば「災難でしたね。コーヒーでもいれましょうか」という話で落ち着く。愚痴ぼやきをただ聞くだけで良ければ、時間を作ってそれなりに聞きます。

チームの内側の問題であれば、まずチームメンバーはその問題を認識しているのか、チームメンバーで解決できないのか取り組んでみた方が良い。

「どう取り組むべきか」

まず、他のメンバーに声をかけてみたらいいんじゃないですかね。声をかけたことがなかった人相手でも、こういう機会なら声かけやすいですし、案外、良いチームになるきっかけになるかもしれません。

個人的には「まっすぐいって右ストレートでぶっ飛ばす」ってのも好きなんですけど、古き良き日本型組織でやると「俺が辞めるか、お前が変わるか」の二択になることが多いので推奨はしません。

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