かまやん

フリーランスの開発ディレクター。WEB系であちこち行ったりひこきもったり。 漫画は気に…

かまやん

フリーランスの開発ディレクター。WEB系であちこち行ったりひこきもったり。 漫画は気になったら即ポチするぐらい酸素扱い。 好きな回転寿司は海鮮三崎港。 酒、タバコ、ギャンブルをやらない健康優良サブカル不良中年。

最近の記事

「脱SIer」じゃなく「拡SIer」じゃないのかな

今日も今日とて「SIerはダメだ」という話を見かける。私はSIerを名乗ったことはないし、アジャイルかぶれなので、職種名の定義にはあまり関心がない。定義したところで、名乗りたい人は好き勝手に名乗るだろうし、仕事がそこにあるだけなのだから全員で取り組めば良いではないか。(乱暴) ただ、「SIerがダメだ」という話を聞くに、曰く「プログラミングをしない(=システム理解が浅い)」「かといってビジネスに詳しいわけでもない」だそうで、確かにそういう感じの場面には何度か遭遇したことがあ

    • 「会社に機嫌の悪い人がいる」はチームの問題か

      「会社にいる人が、なぜか今週ずっと機嫌悪いんだよね。話しかけても嫌な感じだし、困ったもんだ。どうしたらいいんかね」 どこにでも転がってる話だと思うし、自分もよく聞く。そんな時に自分は、必ずこの質問をする。 『それはチーム内の問題ですか?』 「チーム」という表現でピンとこなければ、例え話を持ち出します。 ・ランチを買いに行ったら店員が感じ悪かった。 ・友だちの機嫌が悪い。 ・自分の体調が悪い。 どれに近いか。それによって「どの程度、困っているのか」が分かるし、「自分が

      • 不満駆動による組織改革。

        「良いことなのだから、そうするべき」と思う方は世の中に大勢いる。いるのだが、世の中には良くないことも多々残っている。 例えば「自転車を運転している時、スマホを使うのは良いことか」と尋ねられれば、近頃は幼稚園児だって「ダメなことだ」と答える。けれど、スマホのながら運転は、今日も駅前で行われている。 スマホのながら運転と、組織改革に何の関係があるのか。 組織とは、自分と他人です。 自分を変えることは難しいけど、出来なくはない。ちょいとアイデンティティを壊せば、それを埋めよ

        • サービス設計難易度評価(β)

          自分がサービス設計の相談を受ける時用に作ってみた。(得点とコメントについては、お遊びの範疇です) 質問への回答の合計得点でサービスの企画からリリースまで行うことの難易度を評価します。 5つの質問・外注性 質問例「初期システム開発をどこまで内製しますか」機能要件定義書まで内製する __ 5点 画面要件定義書まで内製する __ 4点 インフラ設計書まで内製する __ 3点 論理設計(基本設計)書まで内製する __ 2点 物理設計(詳細設計)書まで内製する __ 1点 ・営利

        「脱SIer」じゃなく「拡SIer」じゃないのかな

          人生最後のカニとエンジニアリングの話

          カニを通販の商品として扱っていたことがある。ズワイガニの一級品で、一匹安くとも1万円以上、高いものであれば2万3万はする、というシロモノだ。 嗜好品でなおかつ縁起物なので「正月に食べたい」「家族が集まる時に食べたい」という要望が多く、注文の大半は年末年始に集中する。 その頃、所属していた会社が創業30、40年ぐらいだったので、昔からの常連もいて、ご年配だったりした。 すると「今年も注文をお願いします。山田太郎で登録されていると思いますが、太郎は先日、亡くなりましたので宛

          人生最後のカニとエンジニアリングの話

          フィクションのキャラクターは在る

          自分は小説を書いたことがあり、漫画やアニメも人並み以上に好きなほうだ。んで記事を読んでタイトルのようなことを思ったので書く。 結論としては二点。 ・キャラクターは唯一無二。 ・キャラクターのオリジナルは自分の中に存在している。 フィクションのキャラクターは、当然だけど、フィクションなので脚本があります。脚本があるなら、キャラクターデザイン(設定作成)があります。この2つは、テキスト、映像、ゲーム問わず、ストーリーがあれば必要なものです。 んで、小説や漫画だと一人で考える

          フィクションのキャラクターは在る

          漫画好きとして出来るささやかなこと

          自分は漫画好きです。 2018年12月だけで22冊の単行本(漫画)を買ってました。 最近は本棚事情もあって電子書籍で買うことが増えました。 今、本棚にあるシリーズについては紙の本で買い進めてますが、新しいシリーズは最初から電子書籍、ということが大半です。 おかげで物理スペースを気にせず、ポチポチ買えるようになりました。 参考書や新書は目次だけ読んで積んじゃうこともありますが、漫画は買ってから2,3日以内に全部読んでます。 ただ、自分は大雑把な内容しか憶えてません。 「面

          漫画好きとして出来るささやかなこと

          「UXデザイン」を依頼された時に考えること・やること

          一時期、バズワードとして飛び交ってましたね。あの頃は「また変な流行り文句が出てきたな」ぐらいでナナメに見ていましたが、今では担当者です。 自分はWebのアプリ開発を5,6年担当してたのですが、気づけば名刺の肩書が「テクニカルディレクター」「UXディレクター」となってました。上司や雇い主からはそう見える(あるいは期待されている)のだろう、と思ってます。 じゃあ、そのUXディレクターたる自分は「UXデザインやって」と言われた時に何をしているのか、書き出してみます。あくまで私個

          「UXデザイン」を依頼された時に考えること・やること

          社会人に必要な「学校」の機能

          記事で語られている「学校」について思っていることを書く。 「働き始めてからの方が勉強の大切さが分かる」という話はよく聞く。「だったら、本でも買って勉強すればよいではないか」という反論も同じぐらいよく聞く。 「過去のお前は『学校行って勉強する』。今のお前は『本を読んで勉強する』。そこになんの違いもありゃしねぇだろうが」 違うのだ!! 何が違うのか、といえば、締切の存在と、締切を監督する存在である。 人は「◯月☓日までに、これをやりなさい」と締切を提示されないと動かない

          社会人に必要な「学校」の機能

          きゅうりからウサギになった一例

          上記の記事は「山ほどあるキュウリの一本になるのではなく、メロンになることを意識しよう」という話です。(個人の超意訳ですので、ちゃんと読みましょう) 上を踏まえて、私がキュウリと思われないように日頃やっていることを書いてみます。私のプロフは↓コレ。(読まなくてもいいです) 私の経歴をざっくりいうと、20代はWebもITと関係ない水産業界で、どうにかITを導入しようとあがいてきて、30代からWeb運営や開発をやってきた、という程度です。 開発会社も事業会社も、普通に採用枠に

          きゅうりからウサギになった一例

          来年の目標「個人PJのサイトリリース」

          ※この記事は『真・エンジニアの登壇を応援する会』 Advent Calendar 3日目の記事です。 来年の目標はタイトルの通り、個人ピーチジョンのサイトリリースです。ピーチジョンといえば女性下着ですが、私は男性なので、男性下着でカワイイを追求したアパレルサービスを展開し、ピンク色の象をブランドイメージとして推していきたいと思います。嘘です。 割と数年前から「勉強兼ねてサービス作る」「リリースする」とスルスル詐欺になっていたのですが、ようやく今年、時間を作れるようになり、

          来年の目標「個人PJのサイトリリース」

          お手製のRubyクローラー@Mac

          課題:SEOのために、自分とこのサイトの情報と、競合サイトの情報を知りたい。 何年か前に対応した時は、SEOspiderを使ったのだけど、いつの間にか有料ツールになってて、お値段が£149(2万円オーバー)する。しかも年間使用料で。 https://www.screamingfrog.co.uk/seo-spider/ やりたいことは「サイト内の全ページのURLとTitle,Description,H1をリストにして出力」なので、いまどきの開発言語ならそんなに難しくなかろ

          お手製のRubyクローラー@Mac

          「ほっこりニュース(仮)」を作るメモ1

          課題: 同居人から「ほっこりするニュースばかりを読みたい」と要望をもらった。 パッと思いついた解決案: 新聞社サイトのRSSからニュースを取得して、ニュースがほっこりするかどうか判定し、合格であればニュースURLを出力するサイト。 判定方法: 取得したニュースを一件ずつ形態素解析でわけ、『ほっこりキーワード』に合致するニュースを合格とする。 形態素解析には、Mekcabを使おう。採用理由は、直感。 http://taku910.github.io/mecab/ 新聞社の

          「ほっこりニュース(仮)」を作るメモ1

          執筆の技術を勉強する会 #1 感想

          https://techplay.jp/event/700825 日本酒駆動な感じの勉強会(基本下戸なので飲まない人) 以下、セッション内で気になった発言と感想。 「技術ブログのモチベーションは続かない。無理、これが人の真理。」 フィードバックをこまめにチェックするといいよね。 「努力!根性!←ダメ絶対。ブログは長期戦。高い目標を掲げるのはNG。目標は甘く。ハードルは低く」 同感。 「とりあえず手をつけてみる」 手をつけるモチベーションはどこから出てくるのかな。 自

          執筆の技術を勉強する会 #1 感想