「爆発まで逃げろ」制作メモ     ⑤きのこの美声

きのこには、赤、緑、青が存在した。

①赤いきのこの美声

「赤だけが足りない」

「反逆のルルーシュ」は、大学時代の夏休み、一晩中かけて見ていた。

こうした素晴らしい作品をみる度に思うのは、「既にこの世にあるのかあ」という、自身が作り上げたかったのに誰かに作られていたことに対する喪失感のようなものと、その世界の中に留まり続けることはできないという、疎外感である。

(参考:https://www.youtube.com/watch?v=UjUrDe92Ubk)

②緑のきのこ

 オフコース「緑の日々」。

 「時は行く、全てのことを、思い出に変えながら」

 「君の為に強くなる。僕には何の迷いもない。」

 凄く強い言葉であり、僕も高校時代、そんなことを考えながら、あの子のことを思っていた。カッコいいと思った。でも、今は、あの頃信じたあの子との未来とは、全く別の未来を生きて、しかし、幸せを感じている。

 なぜ、思い出が緑色なのかは、僕にも分からない。

 しかし、なんとなく思うのは、瑞々しく茂った若木の生えた道を、駆け抜けた感覚は、確かに緑色と言ってもいいかもしれない。例え、悲しみと苦しみで、彩られていたとしても。

 (参考:https://www.youtube.com/watch?v=AmGwK_0OWIc)

③青いきのこ

 「青い」といえば、スピッツの名曲「青い車」が思い浮かぶ。昔、オンラインゲーム上で知り合った「あかいくるま」という名前の、コンビニ店長は元気にやっているだろうか。長い休みの間に、毎日ログインしていた頃には、一緒に冒険してまわったものだった。

 あれから、もう7、8年。

 あの頃から、何もかも、変わっていった(感慨)。

(参考:https://www.youtube.com/watch?v=5K8ZuLYG0yo

④紫のきのこ(「爆発まで逃げろ。」~砂漠編~)

 勿論、八神純子「パープルタウン」である。

 「ぶつかる ぶつかる 紫のきのこの 夜明け」

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