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読書会と発見 「go wild」ジョンJ.レイティ著

とある読書サークルで、ジョン.J.レイティ著「go wild」の読書会に参加した。
正確には、読んでないけど、お話を聞きにいってきた。
(いや買ってあるんだ!後で言い訳を聞いてくれ!)

発見はたくさんある。
その中で、この本ならでは、今回の読書会ならではのモノは、
物事に理由があるということ。
それも、すごくシンプルな事。

できない。
これはできない理由があるからできないので、自然。
種の無いところに植物が生えないのと同じ。
種があれば知らないうちに雑草でもなんでも生えてくるのは止められない(良い意味で)。
自分の持ち味は、三つ子の魂100までに当たる部分は変えられない。
それは本来良し悪しでは無い。

当たり前のことかもしれない。

でも初めて腹落ちした。

今、自分の風味を改めて確認する事ができて嬉しい。

✳︎

今まで体調不良で苦しんできて、主な診断名としては、副腎皮質機能低下(医原性?下垂体機能低下)、ADHD、喘息、偏頭痛、不眠など。
試行錯誤する中で、身体の状態として慢性疲労症候群、筋線維筋痛症、起立性調節障害などに共通した何かがある事を感じ始めた。
たくさん調べ本を読み、様々な所に顔を出し、治療家を探し、一進一退。
方向性は良さそうなのに今までの目線ではこれ以上理解する事ができず行き詰まっていた…そこに新しい光が当たったようだった。
go wildでは、今まで読んだ上の内容に関わる本の中では珍しく、具体的なアプローチが多く小さなステップにして生活に取り入れる事ができる。
また主催の方が身体のプロの目線から参加者のコメントに解説をつけてくれて、自分の理解力に合わせた理解もできた。
更に今回は、1人で本を読む、自分が専門家の元に赴くのとは大きな違いがあった。
他の参加者の方。
テンポ良く会話を促す聞き手、他の切り口からの身体のプロ、おそらく私と共通するもののある方他様々なバックボーンを持つ方が一緒に参加していて、みんなの発言を自分の鏡としてリアルタイムで聞く。
これは今までの闘病ではなかった事で、周りの方の見方を借りて、自分のいる地点を再確認する事ができた。

これはすごい!!!

冒頭で買ってあるけど読んでないと書いたけど、実のところ、自分で先に読んでしまうと今までの経験から判断してしまい、他者の見方を跳ね除けてしまう思い込みの強さが私にはある。
それがもう嫌で読まなかった面はある…。
今回、会の方のお人柄で、テキトーな状態で参加できる雰囲気があり、助かった。

✳︎

庭から雑草を引っこ抜いて花を仕立てるように整えるのもいい。
でも元々その庭はどんな庭なんだろう。どんな土でどんな植物に適しているのだろう。
植物の種がひとつ芽吹くのにも、場所や季節が適してるなど理由はあるんだから。
私というひとつの自然は、自然体だっただろうか?
今はそこに治療の要がある気がしてならない。

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