kamaboko

高校生

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雑記

卒業式の日、私は馬鹿みたいに泣いた。自分でも泣くなんて思っていなかった。小学校の卒業式はただの解放の儀式だった。中学校のそれはあまり記憶にない。卒業してもどうせ高校はさほど変わりないと思っていたから。今回だって、形式的な祝辞は耳を流れていった。今迄の卒業式と同様に、ごく薄い感傷を皆となぞってへらへら笑って終わると思っていた。 それなのに、式の後の担任の先生の話が、気付けばぐっさり刺さっていた。勝手に涙が流れていた。周りの子の涙の多くは別離を惜しむものだっただろう、私の涙もそう

    • 韜晦、或いは告解

      初めに、この文章は全て私個人の主観と記憶に基づいて綴るものであることを断っておきます。エア懺悔室のようなものです、こんな風に考えている人間もいる、とでも思って頂ければ幸いです。 今から語るのは、「人間不信」について、である。おそらく私の思考・言動の根底はこれに由来している。ここ半年、思い当たる要因を洗い出し、自分なりに考えてきた。原因と流れを時系列で書き連ねていこうと思う。 決して楽しいものではなく、かつ長くなると思うので面倒な人は閉じてもらって構わない。 私の来歴の話