(短文)古くなることと生きること。

noteのロゴが新しくなった。

古くなったものは、時代に合わせて、新しくなる。

人はどうだろう?

社会的な価値観の変化に遅れた演出家が、告発される。

そんなニュースが、年に1、2回は流れてくる。

僕の周りも、僕自身も、アップデートが最新だとは思えない。

それはさておき。

古いものが、すべて悪いものだとも思わない。

古くても、手をかけられたものは、錆びれない。

僕自身、錆びないように、自分に手をかけてあげたいと思う。

変わっていく時代のなかで、負けないように。奔流に流されないように。

それは、人として最低限のふるまいとも、

人として最上の志とも思う。

生まれたからには、変わり続けていたい。

いつか死ぬ、とかは関係ない。

人は必ず死ぬという事実と、今をどう生きるかは関係ない。

それでも、人はいずれ死ぬ。

死んだとき、錆びついた人として死ぬのか、

古くても年輪の見える人で死ぬのか。

更新し続けることで、変わらない自分を見つけたい。そのときまでに。

先日、うちのおばあが亡くなりました。怖がりで、優しくて、可愛い、大好きな人でした。もう1回いっしょに散歩したかったな。話したかったな。


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