カマエイド立ち上げにつながる経験がちょっとずつ

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約半年ぶりの更新となり、何から書こうか悩みました…。

姉の罹患が発覚した時、抗がん剤治療、免疫療法、短い期間でいろいろなことを経験しました。いろいろと悩みながら判断していましたが、今思うと良くなかった判断も多々あり、明らかに情報・知識が足りていませんでした。がん治療は情報戦ですね。いざ罹患した時は判断の連続なので、前もって予備知識を蓄えておきたいですね。

話はもどり、姉の闘病生活ですが、効果が見込める治療方法がないという状況でしたが、完全に治療を止めてしまう訳でなく、錠剤タイプの抗がん剤を続けつつ、在宅にて定期的に通院していました。

そんな中、私はずっと「何かできる事」がないか模索していました。

自分で情報を集めたり、姉と相談を繰り返した結果、徐々に「食事のサポート」に取り組んでいくようになりました。

「食事のサポート」の取り組みを進めていきましたが「○○を食べるとがんに効く」などの情報も多く、迷ったり悩んだりしたのを覚えています。藁にもすがる状態ですから、いつもなら「たった10%の可能性」とスルーするような内容でも「僅かでも可能性がある?」と気持ちが揺らぐことが多々ありました。それらの「○○を食べるとがんに効く」系の情報で説明されている食生活は、経済的・労力的に生活への負担が大きく、完璧に継続できるようには思えませんでした。そうした情報は国立がん研究センターの「がん情報サービス」で推奨されているものでもないので、情報に追い詰められないようにしていました。

悩みつつ、妻の協力のもと「食事のサポート」に取り組んでいましたが、
姉は「味を感じにくい」「においが気になる」「少量ずつしか食べれない、」など悩みを抱えていました。レシピ本を見ながら、こんな味付け(カレー風味なスパイシーな味付けなど)なら食べやすいかも、など相談しながら進めていきました。本以外にもインターネットで情報を探していると「味を感じにくい(味覚障害)」の時に食べやすいレシピも見つける事ができましたが、「なぜ味を感じにくい時にオススメなのか?」が解説されておらず、わかりづらさを感じたのを覚えています。
このあたりの経験や感じた事も、カマエイドの運営に役立てています。

少しずつカマエイド立ち上げにつながる経験が積み重なってきました。

続きはまた書きます。

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