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治療スターティン

生理が来たので治療スタート。薬を飲む週間とか採血、内診の日程が決まり、10月3日に卵をお腹に戻すこととなりました。旦那に日にちを伝えると、「お、いいね、いい数字やん」とのこと。なにがいいんだか???となりましたが、いい数字と言われるとなんとなく前向きになれる気がします。根拠のないことをよく言う旦那だけども、そのプラス思考さに救われてきたんだなぁ、とちょっぴり感謝。ちなみに採卵日は7月7日で、そちらもいい数字でしたんよ。

そして先日、旦那が急に隣町の子宝神社にお参りに行こうと言い出して、二人で行ってきました。それは田舎町の寂れたメインストリート沿いにあり、誰もいない小さな神社はセミの声と風でなびく並んだ旗の音だけが響いて異世界にきたような感覚でした。旦那の情報によると、ここでお参りして10年間出来なかった夫婦が授かったらしい…希望と願いをのせてお参りしました。授かり石にも二人で跨がせていただきました。今までもたどり着いた神社でお参りするときは、いつだって授かりますようにとお願いしてきました。いつだってちゃんとやってくる生理に、神様なんていないのかなと落胆してきました。それでも、今できることは健康に生活することとお祈りすることだけなんですよ。神様、どうかどうか、私たちのところにも可愛い子どもがやってきますように。

実は、このコロナ中に大事な友達が3人も、出産しました。本当はお祝いに駆けつけて、だっこさせてもらって、頑張ったねって称えたい。しかし、実際、なんだかちょっぴり気がのらなくて、コロナのせいにして会いにいけてないのです。LINEでおめでとうは伝えられたのに、会いにいくとなると自分が保てなくなる気がして、うらやましい気持ちも不安な気持ちも自分だけ幸せになれない錯覚も全部ごちゃまぜにして蓋をして、今に至ります。なんて薄情なんだって自分が嫌になるんだけども、コロナのせいにして、いつかあのときは駆けつけられなくてごめんねってお祝いしたい。今はごめんね。

生きていくって大変だなぁ。強くいるって難しいなぁ。33才にしてチョコミントアイスが食べられるようになって、治療が始まる前に、凪のお暇でやっていたハイボールチョコミントのせを美味しくいただきました。またいつか飲も。それがすぐにやってきても、遠い未来となっても、またハイボールチョコミントのせをやりながら、前向きに生きたいよね。