セークレード・ゲームス 1

Netflixでドラマ化されている小説、सेक्रेड गेम्स の精読を始めた。全800ページ、1ページあたり50語くらい調べるので、1ページ読むのに1, 2時間かかる。マジか。たぶん、3か月後くらいには、調べる単語も減って、1ページ5分くらいでスラスラ読めるようになっていると思う。(そう信じていないとやっていられない)

 ヒンディー語→英語の翻訳をしつつ、小説なので、描かれているシーンの解像度を上げて、単語や表現をより正確に捕捉して、記憶を定着させる作業。その中で教わったこと、いかにも忘れてしまいそうなことのメモ書き。

物語は激しめの夫婦喧嘩のシーンから始まる。「(妻の)腕輪が粉々に砕けた」という記述がある。ここから分かることは、砕ける→ガラスの腕輪→新婚→にも関わらず不仲となっている、ということ。
今は単なるファッションとして機能していることのほうが多いと思われるが、本来的にはガラスの腕輪は、新婦が結婚後半年間、装着するものなのだそうだ。その後は、ゴールドの腕輪に付け替え。なるほど、花嫁のメヘンディが長期間濃いままで消えてない=水仕事などでこき使われていない、というのと同様に、腕輪が割れてない=こき使われていない、ということなのかもしれない。

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