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古賀勝郎『北インドの諺』
大修館書店の『ヒンディー語=日本語辞典』を編纂なさった偉大なるヒンディー語学者古賀先生が、おそらく自費出版なさったもの。辞書のなかに例文としてもかなり諺が掲載されているが、ヒンディー語、日本語見出しなどもつけて諺にフォーカスした御本。
それぞれの諺が言わんとする内容の解説もありがたいのだけれど、文型の勉強になってありがたい。まじ कितनी अनमोल पुस्तक है!
例えば
भूख मीठी या खीर ?
「ひもじいからうまいのかキールがうまいのか」
「ひもじい時には何でもおいしく思えるものだ」
いろいろと省略されたこの表現、別の単語でどこかで見て、そしてうまく訳せなかった覚えがある。そうか、そういうことか。
古賀先生は、他にもいろいろと自費出版をなさっていて、なんと、「ヒン日」と対をなす「日ヒン」まで自費出版されていらっしゃる。残念極まりないのだけれど、先生の手元にも在庫がなく、現在の所有者が手放す以外に入手がないのです…。もしも、古賀先生の「日ヒン」、持て余している方がいらっしゃいましたら、がっちり買い取りますので、いつまでも探し続けているので、お気軽にお声掛けください!(ダメ元で…)
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