伝統くん

https://x.com/kall_takagi?s=21&t=tnhRQL…

最近の記事

日本工芸【秀衡塗】④

秀衡塗の魅力と歴史 秀衡塗(ひでひらぬり)は、岩手県の平泉を中心に発展した伝統工芸品で、日本の漆器の一つとしてその名を馳せています。 平安時代から続く歴史と、高度な技術を誇る漆塗りの技法は、今日でも多くの人々に愛され、伝統と美を感じさせる品として親しまれており、 秀衡塗の特徴は、何と言ってもその独特の金箔や銀箔を用いた華やかな装飾であり、それが平泉の豪華さを象徴しています。 歴史の中で武士たちや貴族が愛したこの技法は、今でも人々の目を引き、贅沢さと気品を伝える芸術品とし

    • 日本工芸【岩谷堂箪笥】③

      岩谷堂箪笥の魅力と歴史 岩谷堂箪笥(いわやどうたんす)は、岩手県奥州市岩谷堂地区で作られる日本の伝統工芸品で、400年以上の歴史を誇る高級箪笥です。 その美しい木目、堅牢な構造、そして職人の手による精巧な技術が特徴で、今もなお全国的に高い評価を受けています。 岩谷堂箪笥は、単なる収納家具ではなく、その芸術性と耐久性から「一生ものの家具」として、また世代を超えて受け継がれる宝物とされています。 岩谷堂箪笥は、木材に南部鉄を使った堅牢な金具をあしらい、伝統技法を駆使して作ら

      • 日本工芸【南部鉄器】②

        南部鉄器の魅力と歴史 南部鉄器(なんぶてっき)は、岩手県盛岡市や奥州市で作られている伝統的な鋳鉄(ちゅうてつ)製品で、日本の代表的な工芸品の一つです。 その歴史はおよそ400年にわたり、質の高い鉄を使って作られた製品は、実用的でありながら美しさを兼ね備えています。 現代では、南部鉄器の急須や鉄瓶(てつびん)をはじめ、調理器具やインテリアアイテムとしても人気があり、その重厚感や使い勝手の良さから、国内外で広く愛用されています。 南部鉄器の魅力を語るうえで欠かせないのが、

        • 日本工芸【津軽焼】①

          津軽焼とは? 津軽焼は、日本の青森県津軽地方で生まれた伝統的な陶芸品の一つです。 この焼き物は、江戸時代から続く長い歴史を持ち、地域の風土や文化が深く影響を与えながら発展してきました。 日本各地にはさまざまな伝統工芸がありますが、その中でも津軽焼は、特有の風合いや温かみがあり、素朴で力強い美しさを持つ焼き物として高く評価されています。 私たちが、伝統工芸に触れる機会は日常生活の中でそれほど多くないかもしれません。 しかし日本の美しい工芸文化を次世代に伝えていくためには工芸

        日本工芸【秀衡塗】④

          自己紹介

          はじめまして! 「こんな奴いるんだぁ」 と知っていただくきっかけになれば嬉しいです。 あわよくばご興味ある方ご連絡ください笑 少し紆余曲折あった人生の道中で 今が人生の節目になっていると強く感じています。 「この時代だから出来ること」 「自分だから表現できるもの」 「日本の魅力とは何か」 「世界に伝えられること」 そんな想いと理由も込めて、 始まりとしてこのnoteを綴ります。 【自己紹介】 1998.5.10 生まれの26歳  現在は個人事業で活動しています。