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宗教者はちょっとだけ前を歩いている。

もう8月に入ってしまったー!と思っているうちに8日。いろいろと遅くなってしまってすいません。燈花会も万燈籠も大文字送り火も花火もない夏です。こんな年が来るなんて一年前は想像もできなかったですね。今年は#おうちで燈花会 楽しみます。

しかしじめっじめとした灼熱地獄です。先日大神神社に取材にいって駐車場から参道を歩き、参拝して社務所でお話を伺ったのですが、何の気なしに帰りに甘酒を飲んだら急に頭がしゃきっとしてきた。うわー私今まで相当ぼんやりしたままだったーー!withマスク、恐ろしい。自覚症状ないまま熱中症になりかかりますね。こんなんで来年オリンピック、(以下略)

日に日に罹患者が増えています。4月5月の仕事も遊びも相当自粛していたころに比べて、減る要素が全くないですね。経済のために罹患者が増大していくだけなのでしょうか。手洗いとマスク着用を徹底していれば大丈夫?ほんとに?わたし、顔をすごく触る癖があるので気を付けないとなあーと思いつつ気づいたら触っている。気を付けよう気を付けよう…。


前回からさらに取材をしに行って、また色々と聞いたことや感じたことを書いておこうと思いました。

会社を辞めてからもう12年くらいなるのかな?その間自分も個人事業主になりました。事業主になると事業主同士でのつながりが生まれるんですが、大体どこの会社も信仰があったり、個人事業主でも先祖代々お参りにいく社寺を大事にしてますね。
そういうことは勤め人だったときは全然知らなかった。お正月とか何かの節目とかにお参りに行く事業主は多いように思います。奈良だからなのかな?どうなんだろう?いやでも結構奈良県外の大企業の社長がどこどこのお寺、神社を信仰してるというのはよく聞きます。

神仏のように、ずっと昔からあるものに祈りたい、願いたい、すがりたい気持ち、というのはあるし、かつて疫病などで大変だったときに誕生した仏像や、法要で祈ったりしてきたというエビデンスがある(笑)。
そこには伝わってきたものを伝えていく役目の人達がいる。祈ることができる対象が今もある。昨日今日はじまったことではないんですよね。僧侶の方にしても神職の方にしても、つながれてきた歴史の一部を今担ってる。そこを私たちが垣間見せてもらえている。それが本当にとてもありがたいと思う。興味がなければそういうことすら知らないと思っていて、私はそれをもったいないなと思ってしまうんですけどね。


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