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「場を持つ」こと、ということ

突然ですが占星術の話をします。私は統計学的な意味合いで占星術を見るようにしてます。去年の下半期に今年の運勢をみると、2020年は世界的に大きな変化がある、というような結果が出ているものが多く感じられました。
すごーい!当たったわ~すごいな占星術~と言いたいのではなく、
複数の方たちが同じように書いていたことが気がかりでした。

200年ぶりに「地」(不動産や物質など)に価値がある時代から「風」(情報やネットワークなど)に価値がある時代に変わるということ。

木星と土星は社会構造、政治、体制を司る惑星ですから、事の大きさは容易に想像できます。私たちの誰もが「運命の大きな変革」に立ち会うことになるでしょう。
今後250年、お金、土地といった物質を重要視する社会から「知性」「情報」「ネットワーク」「平等」といった水瓶座の表す価値観が時代を席捲していくはずです。

世界が一変するなんていうことは想像はつきませんでしたが、この部分、かなり念頭に置いてました。どういうことがあって、そのように変化するのかと思ったので。
情報を扱う仕事をしていることや、場をもっている仕事もしているので、何かしら影響があるのかも、と思っていましたが、
まさに不動産的な「場」を持ち、そこを運営していくハードルが上がりましたね。感染症の拡大という形で。

対策をとれば店の営業はできます。実際うちの店でも出来る限りの対策をしています。
ただ、自分の店がクラスタ化するかもしれない、という不安との闘いは常に付きまとってます。場所をもって何かの営業をしている限り皆さんそうです。なので営業形態を変えるところもかなり出てきてますね。近所のお店などはわりと早い段階で改装して店内の通気性をよくしたりしていました。

場所を持っていることや場所を使うことが収益の元になっているなら、そのあたり臨機応変に対応していかないとなりません。これから始める人はそこ込みですね。

で、不動産に価値がなくなる、というよりは場所を維持し、そこに価値を出して収益を上げていくのがやや困難になっているというのが今の状況だと思います。場所全体を貸す、ということは需要が増えてくるのかもしれませんが、お店などの運営や人に集まってもらう場を作ることがなかなか厳しくなるのかも。物販をしている方の中にはECサイトに力を入れてきはじめている方も増えているようです。

物質的なだけではない「場」を持つこと。

とにかく色々と「場」を持つことに対して年末から色々考え、3月ごろから我が身のこととしていろいろ考えざるを得ない状況になりました。占星術的な結果は気になるものの、「土地」の記憶にはとても意味があると思ってます。場所のもつ力も、軽視できるものではないです。(と、書きながら思いましたが、「土地の記憶」とか「土地の力」というものは「情報」カテゴリかもしれません…)
いずれにしても、場所にこだわらなくてもいいことと、こだわらなきゃならないことの区別をはっきりつけていくことが大事なのだろうと思います。

場所にこだわること、については今後また書こうと思いますが
(社寺なども場所にこだわること、ですね)
今回は場所にこだわらなくてもいいことについて考えました。

web上にしても何にしても、自分が運営する自分の居場所を作るということをお勧めしたい。運営していかないとならない場所があるだけで、強くなれると思いました。自分にできることを提示できる場があれば、何をしていますとはっきり言えることがあれば、これから先の生き方がずいぶん変わってくるのではないかと思ったのです。

個人でも、何人かの仲間とでもいい。家族や何らかのコミュニティを運営していくことも同じかもしれないです。自分が主体となって判断していく場をつくる。自分の中で確固たる理由に基づいて行動していれば、外の人たちがどう思おうとどうでもいいと思えるようになります。あ、一人でやれと言っているわけではないです。誰かに相談したりするのは当然だと思うのですが、ただ、相談と判断をゆだねるのをはき違えないくらいの場をもってほしい。思いつきやふんわりした言葉で適当に運営するのではなくて、考えて考えて考えて、腑に落とすことを常にする。適当な情報をうのみにしたことを基にした行動ではなくです。

不動産に価値がなくなるとか言っておいて、なぜそんなことを思ったのかというと、誰かに判断をゆだねるのは楽ですが誰かのせい、何かのせい、にしてしまいやすくもなります。

家族とか、会社とか、だれかの作った何かの場所に所属していたとしても、それ以外のぶれない場があれば、きっと世の中が全然変わって見えるのではないか、と思いました。
所属するなというわけでも当然ないです。別の場を持つ選択もあると。どれか一つじゃなきゃいけないということもないと思います。
これから現実にお店を持ったり、場所を持つことが難しいかもしれない。でもオンラインだったり、近場の人たちの間で何かの場を持ち、自分で運営していくことができていく人が増えていけば、お仕事お願いしたいとか、一緒に何かしましょうという人たちも増えていくのではないかな。
お仕事、一緒にできる人が増えていくと嬉しいなと思うのです。
相手のことを尊敬した上で、上下関係じゃなく対等な立場で、どこに立っているのかしっかり立って分かる人たちと一緒に仕事をしていきたい。

次は、「情報の価値が変わる?」ことについてを書こうと思います。まだ頭の中でまとまってないので、時間かかるかもですが。


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